次世代森林産業展2019
2019年7月22日、長野県はホームページにおいて、「次世代森林産業展2019 FORESTRISEセミナー」を開催することを発表した。2019年年8月1日（木）午前10時30分から正午まで、若里市民文化ホール会議室にて開催される。入場無料だが、出席にはウェブサイトにて事前登録が必要だ。
同セミナーでは、日本と諸外国における最新の再生可能エネルギーの情報に関する講演と、同県の再生可能エネルギー政策等について意見交換を行うことを予定している。
基調講演は認定NPO法人環境エネルギー政策研究所所長飯田哲也氏による「世界史的なエネルギー大変革と地域の役割」だ。
自然エネルギー100％自給型コミュニティづくり推進
長野県は再生可能エネルギー100％地域を目指していることを公言している。ビジネスとして自然エネルギーが地域に広く利用されることで、エネルギー、雇用、地域資金の地域内循環で社会経済活性化を目指す。
地域主導型自然エネルギー創出支援事業や地域づくり協議会支援事業、自然エネルギー地域発電推進事業など、様々な取り組みを進めている。
太陽光発電の適正な普及
長野県は太陽光発電についても大いに力を入れており、2017年4月の改正FIT法で定められた発電設備の保守点検と維持管理のため、「長野県 太陽光発電保守点検事業者のデータベース・ネットワーク（信州ソーラーパトロール）」を立ち上げた。
また、自然環境を守ることと太陽光発電および太陽熱利用システムの普及の両立を目的とした「信州屋根ソーラーポテンシャルマップ」整備を行った。
そのほか、太陽光発電を適正に推進するための市町村対応マニュアルを策定し公開するとともに、地域住民が太陽光発電事業に不安がある場合の連絡窓口を設けるなど、太陽光発電が適正に推進されるよう取り組みを行っている。
（画像は長野県ホームページより）
▼外部リンク
長野県ホームページ
https://www.pref.nagano.lg.jp/
