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蓄電システムのYAMABISHI、バーチャルパワープラント構築実証事業へ参画

  • 2019年7月19日
  • エネクトニュース
関西電力の『K-LIBRA』に産業用蓄電システムを連携
株式会社YAMABISHIは、2019年7月10日、2019年度バーチャルパワープラント構築実証事業へ参画すると発表した。

同事業は、周期の短い負荷変動に対する蓄電池の応答性能を検証することで、実用化に向けた技術の確立を目指すというもの。参画においてYAMABISHIは、同社の産業用蓄電システム『YRWシリーズ』を、関西電力株式会社の蓄電池群監視制御システム『K-LIBRA』に連携させる。

分散化された電源を統合するバーチャルパワープラント
バーチャルパワープラントは、分散化された電源を統合制御することで、一つの発電所のように機能させるシステムを指す。統合制御にあたっては、近年著しい発達を見せているIoT技術などの高度なエネルギーマネジメント技術が、活用される。

2019年度バーチャルパワープラント構築実証事業は、関西電力がアグリゲーションコーディネーターを担う関西VPPプロジェクトコンソーシアムによって実施されるもの。同事業においてYAMABISHIは、実証協力事業者として参画。同社の『YRWシリーズ』について、『K-LIBRA』からの指令に対する応動時間や制御精度などが検証される。

再生可能エネルギーのさらなる導入拡大を目指す
同事業参画にあたりYAMABISHIは、経済産業省資源エネルギー庁へ補助金の執行を申請。補助金の執行団体である一般社団法人環境共創イニシアチブより、採択決定と補助金交付決定の通知を、2019年5月30日付けで受けている。

蓄電池は、再生可能エネルギーの効率化な供給に対する貢献が期待されている。同社は同事業を通じて、再生可能エネルギーのさらなる導入拡大を目指すとしている。

(画像はYAMABISHIの公式ホームページより)


▼外部リンク

2019年度バーチャルパワープラント構築実証事業への参画が決定 - 株式会社YAMABISHI
https://www.yamabishi.co.jp/pdf/release/20190710.pdf

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