福岡県豊前市でのバイオマス発電事業がいよいよ本格化
イーレックス株式会社（以下「イーレックス」）は9月29日、福岡県豊前市におけるバイオマス発電事業の本格化に伴い、準備会社設立を決定したと発表した。
この事業は同社と九電みらいエナジー株式会社、豊前開発環境エネルギー株式会社、九州高圧コンクリート工業株式会社（以下「九州高圧」）との協業、豊前市の協力で進められている。
発電所は九州高圧の敷地内に建てられ、出力約7.5万kWと国内最大級のバイオマス発電所となる見通し。木質ペレットやパームヤシ殻を主燃料とし、イーレックスが全量を供給する予定。建設は2017年に着工、2019年度に完成予定だとしている。
水力、太陽光に続いて期待される第三のエネルギー源
資源エネルギー庁が5月に発表した「2016年エネルギー白書」によると、現在日本における自然エネルギーによる発電は全体の約12％で、その約3分の2が水力発電により、残りの主な部分が太陽光発電によるものとなっている。
同庁はこの再エネ発電量を2030年には22～24％に引き上げることを目標としている。このうちバイオマス発電は、水力、太陽光に続く第三の自然エネルギーとして大きな期待を寄せられている。
▼外部リンク
イーレックス リリース
http://v4.eir-parts.net/
