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NEDO、2015年度の風力発電設備導入実績を発表

  • 2016年8月24日
  • エネクトニュース
総設備容量は前年比6%増、総設置基数は3%増
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下NEDO)は2015年度の風力発電設備・導入実績を発表した。調査では単機出力が10kW以上で総出力20kW以上の風力発電設備を対象とした。

日本国内の風力発電設備設置基数は昨年度と比べて3%増の2012基、総設備容量は6%増の約311万kWとなった。2015年度のみの設置は86基、設備容量で約18万kWが新たに設置されたが、そのうち約3分の2が海外機で占められた。

NEDOの報告には1990年からの調査が含まれているが、1996年までの風力発電施設導入がわずかであった期間は国内機の設置が主であったが、1997年には国内機と海外機の割合がほぼ同じになり、以後海外機の割合が高い傾向が続いている。

都道府県別の風力発電では青森、北海道がトップ
都道府県別の風力発電導入実績によれば、青森県が約37万kWの設備容量でトップに立ち、北海道、秋田県、鹿児島県がこれに続く。発電施設の数では発電量で2位の北海道が287基で最多、発電容量トップの青森県が230基でこれに続く。

2015年度末のNEDO調査で発電容量、施設数ともにゼロとなっている都道府県も大阪府などを始め9つあり、全体に中央から離れた地方自治体で風力発電の導入が活発である印象を受ける。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

NEDO リリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/

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