太陽光パネル活用での二酸化炭素排出削減
伊藤忠商事株式会社は8月30日、PT. AEON MALL INDONESIAとインドネシアでの二国間クレジット制度に参画し、インドネシアに新しく出店されるイオンモールジャカルタガーデンシティの屋根に、太陽光パネルと蓄電池を設置することを通じて、二酸化炭素の排出削減を目指すと発表した。
この事業では、伊藤忠商事が事業主となり、イオンモールジャカルタガーデンシティの屋根にパナソニック社製の太陽光パネルを設置することにより、発電規模が507キロワットとなる太陽光発電を行うもの。施工は、PT. Fuji Furukawa E&C Indonesiaが担当する。
インドネシアの商業施設では最大規模の太陽光発電
この太陽光発電は、インドネシアでの商業施設として最大規模のものとなり、発電した電力は店舗の照明設備へ供給されるとともに、昼間の余剰電力は蓄電池に充電し夜間に使用することとしている。
そして、蓄電池を導入し余剰電力を有効活用することによって、年間では約550トンの二酸化炭素排出削減が見込まれるという。
なお、二国間クレジット制度は、日本が推進しているカーボン・オフセットの枠組みであり、途上国へ温室効果ガス排出削減のための技術や製品・サービスを提供することで、削減量の一部を日本の削減分としてカウントすることができる。
(画像はプレスリリースより)
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伊藤忠商事株式会社 プレスリリース
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