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MHIヴェスタス、世界最大出力の洋上風力発電設備V164-8.0MWを31基受注

  • 2017年8月31日
  • エネクトニュース
世界最大出力の洋上風力発電設備31基を受注
三菱重工業株式会社は8月28日、MHIヴェスタスが、カナダのトロントに本拠を置く独立発電事業者のノースランド・パワー社向けに、世界最大出力8,000kW級の洋上風力発電設備V164-8.0MWを31基受注したと発表した。

またこの受注契約には、15年間の保守サービスも含まれるという。

この設備は、ノースランド・パワー社がドイツの北海沖合で進める総出力25万2,000kWのドイチェ・ブッフト洋上風力発電所プロジェクトを担う中核設備となり、2019年後半の運転開始を予定している。

またこのプロジェクトは、ノースランド・パワー社にとって3番目の洋上風力発電プロジェクトとなり、同発電所が完成すれば17万8,000世帯超に電力を供給できるほか、年間36万トン超のCO2削減効果も期待され、同時にドイツ政府のCO2削減目標達成の有力な貢献策にもなり得るという。

V164-8.0MWはドイツ市場でも競争力大きい機種に
なお、MHIヴェスタスは、三菱重工業とデンマークのヴェスタス社(陸上風力発電設備の世界トップメーカー)が、2014年4月に折半出資により設立し、両親会社の洋上風力発電設備事業を分割・集約してスタートした合弁会社で、本社はデンマークのオーフス市にある。

今回の設備設置場所は、岸からの距離が大きく、より深い海域となるため、大きく強力な風力発電設備が必要とされるドイツ市場において、V164-8.0MWが競争力の大きな機種であることを裏付けたとしている。

そして、今回のプロジェクトへの参画は、ドイツの洋上風力発電市場におけるMHIヴェスタスの存在を、より一層強固にし得るものという。

(画像は三菱重工業株式会社HPより)


▼外部リンク

三菱重工業株式会社 プレスリリース
http://www.mhi.co.jp/news/story/170828.html
 

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