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東電が石炭火力発電所で木質バイオマスを混焼、CO2削減ねらう

  • 2017年6月25日
  • エネクトニュース
木質ペレットを石炭燃料と混焼
東京電力フュエル&パワー株式会社は6月22日、茨城県那珂郡東海村にある「常陸那珂火力発電所」の1号機において、木質バイオマス燃料を用いた発電を開始したと発表した。

同発電所1号機の定格出力は100万kW。燃料は石炭だが、木くず等を圧縮成型した木質ペレットを投入することで、CO2の排出量と化石燃料の消費量を削減するのがねらいだ。

22万トンのCO2排出を削減
同社が火力発電所にバイオマス燃料を導入するのは今回が初めて。

同発電所1号機では最大3%の木質バイオマス燃料を混焼するほか、同じく石炭燃料で定格出力100万kWの 2号機においても、今秋には最大4.5%の混焼開始を予定している。1・2号機を合わせれば、年間で約8万トンの石炭消費量の削減と約22万トンのCO2排出量の削減が達成できる見込みだという。

同社は、これまで行ってきた高効率で環境に配慮した発電所運営だけでなく、今回のように石炭火力発電所におけるバイオマス燃料の導入なども促進していく方針。こうした再生可能エネルギーの利用により、地球温暖化対策を推進したいとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

東京電力フュエル&パワー プレスリリース
http://www.tepco.co.jp/

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