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テラドローン、Looopのメガソーラーで赤外線調査・点検実施

  • 2017年6月17日
  • エネクトニュース
8.8MWのメガソーラーでドローンによる点検
テラドローン株式会社は6月15日、株式会社Looopが運営するメガソーラーにおいて、赤外線カメラ搭載ドローンによって太陽光パネルの点検を実施したと発表した。なお、Looopがドローンによって赤外線カメラ点検を行ったのは、今回が初めて。

点検が実施されたのは、茨城県水戸市にある春の木ソーラー発電所。出力は8.8MWで、約15万平米の敷地に、30,000枚以上の太陽光パネルが設置されている。

改正FIT法で義務化されたO&Mをドローンで
2017年4月施行の改正FIT法における変更点のひとつは、メンテナンス(O&M)の義務化だ。

従来の手作業による点検では、作業員が赤外線カメラを持ち歩いてパネルを1枚ずつ撮影するため、作業に膨大な時間を要し、欠陥パネルをすべて正確に検出することが難しいという問題点があった。

一方、赤外線カメラ搭載ドローンによる調査・点検は、広範囲の調査を一度に行うことができるという特長がある。また、費用を削減し、調査時間を大幅に短縮することも可能だ。

作業工数を3分の1まで短縮
今回、春の木ソーラー発電所で実施されたドローンによる赤外線カメラ点検では、作業工数を従来の3分の1である4人日にまで削減。また、異常箇所の発見精度やマッピングの正確性も向上したという。

テラドローンは、メガソーラーO&M業務向けの赤外線カメラ点検のほかにも、EPC業務向けのドローン写真・レーザー測量・発電シミュレーションモデル構築などのサービスを提供しており、今後もさらなる業務効率改善と精度向上を目指していくとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

テラドローン プレスリリース
https://www.terra-drone.net/blog/solarpanels/


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