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生活クラブ生協連合会、山形県遊佐町で18メガワットの太陽光発電所を建設

  • 2017年6月1日
  • エネクトニュース
グループ各団体等で設立したSPCが事業主体
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は5月31日、山形県遊佐町で太陽光発電所の建設に着手、2019年1月の商用運転開始をめざすと発表した。

発電所の名称は「庄内・遊佐太陽光発電所」。グループ各団体と提携生産者等の参加で設立したSPC(特別目的会社)「株式会社庄内自然エネルギー発電」が事業主体となる。

18メガワットをグループ小売り会社等に売電
同発電所では、31ヘクタールの敷地に、太陽光パネル6万7,000枚を設置。出力合計は18メガワット、年間発電量は1万8,000メガワット時を計画している。これは一般家庭の消費電力の約5,700世帯分に相当。CO2削減量は年間7,600トンになるという。

発電した電力は、生活クラブグループの電力小売り会社「株式会社生活クラブエナジー」と東北電力に売るほか、地域の新電力会社(自治体PPSなど)も売電先として検討する。

「エネルギー7原則」と「FEC自給圏ネットワーク」の実現へ向け
生活クラブは2016年に「エネルギー7原則」を制定。今回の事業は同原則の中の「原発のない社会、CO2を減らせる社会をつくります」と「地域への貢献と自然環境に留意した発電事業をすすめます」を具体化する取り組みだ。

また、生活クラブと長年の提携関係にある庄内地域において、FOOD(フード、食料)、ENERGY(エネルギー)、CARE(ケア=福祉)を自給する「庄内エリアFEC自給圏ネットワーク」のスタート事業としても位置付けている。

同事業の資金は、市民の出資による「市民ファンド」からも調達されており、持続可能な社会と再生可能エネルギーの普及をめざす事業に賛同する人が、直接資金参加できる受け皿となる。

同事業は、持続可能な自然エネルギー利用を普及するとともに、地域社会と市民が参加する事業を加速させることによって、「エネルギーの地域循環」と「お金の地域循環」の実現もめざすとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

生活クラブ生協連合会 プレスリリース
http://seikatsuclub.coop/

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