瞬時電圧低下対策向けにリチウムイオン蓄電池を活用

  • 2017年4月12日
  • エネクトニュース
車両の性能試験が落雷で中断することなどを防ぐ
株式会社SUBARU(以下「SUBARU」)は4月11日、同社のスバル研究実験センターにおいて、瞬時電圧低下対策向けにリチウムイオン蓄電池システムを運用開始したと発表した。

同センターは栃木県佐野市にあり、システムの運用は4月1日から始まり竣工式が11日に行われた。センターでは車両の運転性能や安全性に関する技術開発が行われており、今後予想される電力需要の増加をにらんで変電設備の増設も予定されている。

設置されたリチウムイオン蓄電池は、送電線への落雷で瞬時に電圧が下がり、車両の性能試験が中断されることなどを防ぐ。さらに4800kW相当の蓄電池は電力需要にあわせたピークカットにも活用できる。

東京電力エナジーパートナーが技術支援を行う
リチウムイオン蓄電池は東京電力エナジーパートナー株式会社(以下「東京電力EP」)の技術支援のもとで設置された。大容量のリチウムイオン蓄電池システムをエネルギーサービスで瞬時電圧低下対策に活用するのは国内初だという。

SUBARUはこれからも魅力あるクルマづくりに邁進し、東京電力EPは社会のさまざまなニーズに応える新しい価値の創造への挑戦を続けていく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

SUBARU リリース
https://www.subaru.co.jp/press/news/2017_04_11_3963/

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