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東北電力、太陽光等の再生エネ出力変動を水素と蓄電池で吸収する研究を開始

  • 2017年3月29日
  • エネクトニュース
研究開発センターで「水素製造システム」稼働
東北電力は3月23日、仙台市にある同社の研究開発センターに2016年7月から設置してきた「水素製造システム」を稼働し、実証運転を開始したと発表した。実証期間は2019年3月までの2年間。

太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーを導入する際には、気象条件による出力変動の調整が課題となっている。同社ではこれまでに、国の実証事業として、蓄電池技術を活用した出力変動対策に取り組んできた。

蓄電池と水素製造で再生可能エネルギーの出力変動を吸収
今般実証を開始した「水素製造システム」は、周期の短い変動を蓄電池で、それ以外の変動を水素製造等で吸収する仕組み。

再生可能エネルギーの出力変動分を水素製造に使用して吸収することで、水素製造技術の出力変動対策への適用可能性を探る。また、蓄電池と水素製造の最適な分担等についても検討していく。

東北地方においても水素社会実現に向けた取り組みが進められているなか、同社は今般の研究を通じて得られた知見や成果を提供するなどして、地域に寄り添った取り組みも進めていく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

東北電力 プレスリリース
http://www.tohoku-epco.co.jp/news/normal/1194171_1049.html

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