先導的な低炭素技術の水準を満たす製品を認証
環境省は3月13日、L2-Tech（エルツーテック）の2016年度冬版認証製品の一覧を公表した。
同認証は、先導的（Leading）な低炭素技術（Low-carbon Technology）：L2-Techの普及・拡大を目的とした制度。同省が夏と冬にL2-Tech水準表を開示して製品を公募し、申請があった製品を審査・認証する。
先導的低炭素技術の情報を整備、発信して低炭素社会を目指す
今回認証されたのは920件。申請のあった製品について、2017年1月に開示された「2016年度冬版L2-Tech水準表」を満たし、国内で製造または販売している製品（3月10日までに発売済みまたは発売予定のもの）であるかどうかを審査した。認証された製品には、審査時点のL2-Tech水準が識別可能な認証が付与される。
パリ協定を踏まえ、日本は2030年までに26％の温室効果ガス排出削減を実現するために、大胆な低炭素技術の普及・導入を進める必要がある。
同省は、L2-Techの普及促進を通じて、二酸化炭素排出削減につながる先導的低炭素技術に関する情報を整備。国内外に発信して技術を導入する際の参考としてもらうことで、大幅な二酸化炭素の排出削減を推進し、低炭素社会の構築を目指している。
（画像は環境省HPより）
▼外部リンク
環境省 プレスリリース
https://www.env.go.jp/press/103767.html
