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積水ハウス、「東松島市スマート防災エコタウン」の取り組みで環境大臣表彰受賞

  • 2017年12月7日
  • エネクトニュース
「平成29年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞
積水ハウス株式会社は12月4日、日本初のマイクログリッドで災害に強く、環境に優しく、地域経済活性化に貢献する「東松島市スマート防災エコタウン」の取り組みにより、環境省が実施する「平成29年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰(対策技術先進導入部門)」を受賞したと発表した。

この地球温暖化防止活動環境大臣表彰は、環境省が平成10年度から地球温暖化対策を推進するための一環として毎年度、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人または団体に対し、その功績を称えるために行っているもの。

平成29年度の表彰には、企業や地方公共団体や民間団体等から151件の応募があり、同社は2年連続し4回目の受賞となった。

今回の受賞理由の一つには、太陽光発電の発電電力を固定価格買取制度(FIT)で売らず、自営線により災害公営住宅85戸と周辺の4つの病院や公共施設にCEMS(Community EnergyManagement System)で最適制御しながら供給する、日本初の地産地消型マイクログリッドであることという。

年間307tのCO2排出量削減で地球温暖化防止に貢献
そしてこれは、低炭素社会創出促進協会(環境省の委託先)が実施した「自立・分散型低炭素エネルギー社会構築推進事業」に採択され、補助金を受けるとともに、年間CO2排出量削減目標(256t)を約20%上回る年間307tのCO2排出量を削減し、地球温暖化防止に貢献している。

また系統電力が遮断されても、マイクログリッド内のバイオディーゼル非常用発電機(500kVA)と太陽光発電(460kW)および大型蓄電池(480kWh)を組み合わせにより、通常の電力供給を最低3日間維持できる。

停電発生の約1分後に非常用発電機の電源に切り替わる仕組みもあり、災害活動の拠点となる病院や避難所などへの電力供給が維持できることで、地域の災害対応力と防災力の向上を図り、地域住民の災害リスク低減に寄与することとなる。

さらに、地域新電力事業の立ち上げにより、雇用創出や地域経済活性化にも貢献しているとのこと。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

積水ハウス株式会社 プレスリリース
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/datail/

 

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