パナソニックがLED非常用照明の新型を販売開始

  • 2017年11月4日
  • エネクトニュース
ハロゲン電球の非常灯と比較して消費電力大幅減
パナソニック株式会社(以下「パナソニック」)は11月2日、傘下のエコソリューションズ社から、電源別置型のLED非常用照明2種を2018年2月1日から販売すると発表した。

これまでの建築基準法施行令ではLED非常用照明は電池内蔵型のみが国土交通大臣の認定を取得して販売可能だったが、6月に行われた告示改正により、白熱灯や蛍光灯のように予備電源の電力を使用することが可能になった。

パナソニックの電源別置型のLED非常用照明は、従来の非常灯用ハロゲン電球と比較すると、消費電力を85%以上削減できる。そのため蓄電池や自家発電などの予備電源設備にかかる負担が減少、これらの設備の軽減も考慮すると、イニシャルコストも含めて全体的なコストの大幅な削減を可能にする。

光学レンズの採用で、デザインもすっきりと
パナソニックの電源別置型 LED非常用照明は、同社の調査によると業界初の商品であるという。

新製品には光学レンズを採用し反射板が不要になったため、すっきりとしたデザインで目立たなくなった。ハロゲン電球を搭載した非常灯と比較して埋め込みの高さも約30%低減したため、空調ダクトなどの天井構造物との干渉が減り、施工性も向上した。

同社はこれからもLED非常灯のラインアップを拡充していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

パナソニック リリース
http://news.panasonic.com/

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