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12月22日〜1月20日生まれ
Never complain. Never explain.
「愚痴をこぼさない。言い訳もしない」
6月は変化に乏しい運気。そのため毎日の繰り返しに少々退屈しがちです。ミスと呼べるほどの大きな失敗はないものの、仕事の精度があまくなります。それでも自分を正当化する言葉は、たとえそれが正しくても口にしないことです。
このメッセージは19世紀の英国政治家で首相だったベンジャミン・ディズレーリが残した言葉です。そしてこの格言は今でも王室や海軍、首相といった英国のエリートたちのモットーとして、受け継がれています。
故エリザベス女王もこのモットーを母親から受け継ぎ、華やかな外見とは裏腹に、数多くの発言の中で不満や言い訳を一切、口にしなかったと言い伝われています。
仕事でも華やかな活躍は期待できませんが、黙々と働くことでそれなりの評価が得られる時期です。また下が育てば結果的にあなた世代が楽になると信じて、6月は後輩を育てることも目標の一つにしてください。
体調管理も今月、心がけたいことの一つです。健康によい食事や睡眠、適度な運動で疲れにくい体作りをめざせば、なぜかメンタルも安定するから不思議です。ダイエットをするなら満月6月11日(水)が過ぎてから新月6月25日(水)までの、欠けていく月の期間に行うのがおすすめです。
夏至を迎えると運気も変化します。2025年後半は結婚やパートナーシップが大きなテーマになります。6月下旬以降、愛情を司る金星も調和角で進むので、シングルの人には新しい恋の予感もします。
また既にパートナーがいる人は、結婚に向けて歩を進めるよい機会となるでしょう。
月が導くあなたのターニングポイント
月が天の山羊座を運行するのは6月12日(木)午前〜6月14日(土)夜まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。
岡本翔子(おかもと しょうこ)
心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。
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文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE