みなさんこんにちは。日焼け止めが欠かせないシーズンですね。
筆者はいわゆる敏感肌のため、日焼け止め選びには毎年悩みます。なぜなら、過去には日焼け止めや色つきの日焼け止め下地で肌荒れし、後悔した経験が何度かあるから。
ただ最近の製品はどれもかなり肌への安全性にこだわって作られているので、基本的にはそんなに警戒していません。
が、それでも初めて使う製品は、まずパッチテストや手などで1日試す、いきなり全顔で試さず、片頬だけ、額だけなど一部分だけで試す(もしも合わなかったときに、全顔ダメージを受けるのを避けるため)、といった警戒モードから始めます。
そんな筆者が今年のプチプラ新顔の中でも、「コレはいい!」と気に入ってよく使っている日焼け止めと、色つき日焼け止め下地をご紹介します。
1つ目は敏感肌の人ならご存じ、ミノンです。
ミノンは、1970年代から敏感肌のことを考えてくれているブランドなので、信頼感も高く、品質に警戒もしていませんでした。何しろ「赤ちゃんにも使える」日焼け止めですから。
そして使ってみたところ、コレが想像以上によかった!
何がよかったかというと、「ホントに白浮きしない!」ところ。この製品は紫外線吸収剤フリーで、紫外線散乱材を使用しています。
紫外線吸収剤は悪者ではないのですが、化学反応などで肌にとって刺激になる場合があるので、ミノンは紫外線散乱剤を使用しているそうです。
紫外線散乱剤は粉体なので、たくさん配合してしまうと乾燥や白浮き、きしみが気になることがあります。
筆者も肌のことを考えて、紫外線散乱剤を使っている日焼け止めを選ぶと、どうしても白浮きすることもあり、「肌荒れを回避するためには、白浮きは受け入れざるをえない……」、というような、もはや悟りの境地のようにもなっていました。「肌荒れするよりは白浮きの方がマシ」、という気持ちで。
特に筆者は肌色が特に白くないため、紫外線散乱剤特有の青み寄りの冴えた白、みたいな色だとどうしても浮いて見えてしまうのです。
ところが! このミノンUVマイルドジェルは、そういう変な白浮きをしません!
伸ばしても白い膜で覆われるような感覚がなく、ツヤは出ますが遠目で見たときも変な青白っぽさが出ないのです。コレは本当にありがたい!
またPRの方に紫外線散乱剤について伺ったところ、「ミノンUVマイルドジェルは、配合バランスなどをとことん追求し、“水”をベースにした処方でありながら、紫外線散乱剤特有の“きしみ”を抑え、みずみずしい&さらにべたつきのなさという使用感の良さもこだわりポイントです」とのこと。
紫外線散乱剤を使っているけれど、きしまない・ベタベタしない、というテクスチャーが実現されてるのです。
筆者はボディにも顔にも使っていますが、時間が経って極端に乾く感覚や、途中から白っぽさが目立ってくるといった困りごとは特にありませんでした。
またSPF値は38、PA値は+++、で、近所への移動や通勤、日常生活の紫外線対策としては十分安心な数値。
石けんやボディソープなどで落とせるから、毎日気軽に使えます。ただウォータープルーフ処方ではないので、海やプールなどアウトドアの予定の場合は、同じシリーズでウォータープルーフ処方のミノンUVマイルドミルクがオススメです。
毎日警戒せずにパッと手に取って、ムラや白浮きなども気にせずバーッと塗り広げて出かけられることは、筆者のような敏感肌には本当にありがたいです!
夏場だけでなく通年使える日焼け止めとして、重宝しそうです。
第一三共ヘルスケア
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_minon-body/product/ds-uv-gel.html
斎藤真知子
高級コスメにうっとりしつつ、デイリーメイクにはプチプラコスメも出番多し、の美容メインのなんでもライター。編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの(でも現在はほぼ出ない)基本乾燥肌。……なのに寄る年波で部分的な毛穴の開きやテカリも気になる。スペインとお肉とオヤジ俳優好き。
構成・文=斎藤真知子