お持たせにも♪本物志向の七代目が伝える江戸の甘味・日本橋「清寿軒」

  • 2024年12月27日
  • ことりっぷ


創業は江戸期の文久元(1861)年と長い歴史を持つ「清寿軒(せいじゅけん)」。現在は和菓子一筋56年という七代目が腕を振るっています。創業当時から作り続ける羊羹や最中など「おいしいものをたっぷり堪能してほしい」との思いですべて手作りされるお菓子は、どれもしっかりと甘いのに後味がすっきりしています。
歴史を感じる看板が掲げられ、店頭のショーケースには昔ながらの和菓子がずらりと並ぶ「清寿軒」。小豆は北海道十勝産のもの、砂糖はざらめと厳選した素材を使い、仕込みに手を抜かずていねいに作ることにこだわった甘味の数々は、甘みは強くても後味がすっきりしていると評判。リピーターも多く、ひっきりなしに購入客が訪れます。
「清寿軒」の看板商品は、何と言ってもずっしりと餡の詰まったどら焼き。香ばしくしっとりとした皮と、つやつやとした小豆の粒が際立つ餡とのバランスが絶妙です。どら焼きは大判、小判と2種類あり、皮が好きなら大判、餡が好きなら小判がおすすめ。北海道十勝産の小豆を6時間かけて煮てざらめを加え、煮詰めて練り上げた餡を、一枚一枚ていねいに焼き上げた皮で包みます。どら焼きは午前中に売り切れることもあるので、予約するのがおすすめです。
年間を通して作られる、甘露煮入りの栗最中にはこし餡を使用。小倉最中は粒あん入りで、どちらも皮と餡のバランスがよく人気。おやつのほか、手土産にも喜ばれると、どら焼きと一緒に求めるリピーターが多いそう。大福帳デザインのオリジナル化粧箱も素敵です。
どのお菓子もしっかりと甘いのに後味がすっきりして嫌味がないおいしさなのは、仕込みに手を抜かないから、と七代目。日本橋を訪れたら、江戸時代から続く老舗のこだわりの甘味をぜひ味わってください。

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