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ギフトにもぴったり。蔵前の「道具屋 nobori」ですてきな器や生活雑貨を

  • 2024年1月12日
  • ことりっぷ


レトロな店内に並ぶのは、シンプルで手になじむお皿やグラス、個性的なアクセサリーなどの雑貨たち。ひとつひとつ眺めていると、どんな場面で使おうかと、思わず想像がふくらみます。実用的で優れたデザインの日用品を扱う「道具屋 nobori(のぼり)」をご紹介します。
職人が多い「ものづくりの街」で、江戸時代から蔵や倉庫が建ち並んでいたという、東京都台東区の蔵前。隅田川が流れ、古いビルや倉庫をリノベーションした個性的な店が点在するなど、ニューヨーク郊外ブルックリンとの類似点が多いことから「東京のブルックリン」とも呼ばれています。
「道具屋 nobori」があるのは、都営大江戸線の蔵前駅から徒歩1分の春日通り沿い。ビルが並び立つなか、突然現れるレトロな入口が目を引きます。大きな窓のそばにはさまざまな形のグラスが並んでいて、素敵なものに出会えそうな予感大。道行く人が次々と中へ吸い込まれていきます。
店内には木製の家具で統一された空間が広がり、まるで外とは異なる時間が流れているかのよう。お皿やグラスのほかにも、服やカトラリー、お香などの素敵な商品が並び、思わず目移りしてしまいます。
「道具屋 nobori」は、2017年に田原町でオープン。2023年3月に衣料品を扱う姉妹店の「文月」と合併し、現在の場所に移転しました。
商品はデザインがよく日常になじみやすいものを、スタッフが実際に使用してセレクト。生産国や、作家もの・メーカーものにこだわらないので、外国産のガラス製品から、作家のこだわりが光る一点もの、懐かしさ漂う日本の工芸品まで、さまざまなアイテムに出会えます。入手しやすい価格帯のものが多いのもうれしい点です。
「道具屋 nobori」でもとくに人気のアイテムや、最近取り扱いを始めた注目の商品を、店員さんにお伺いしました。
グラスのなかでも定番なのが、スロバキアのガラスメーカー「RONA(ロナ)」の「フランス」と「モンツァ」。確かな技術によって生まれる繊細なフォルムが優雅で、飲み物を入れても映えそうです。系列のカフェでスイーツを入れるために使っているので、「同じものがほしい」と店を訪れる人も多いのだとか。
カップ&ソーサ―とオーバルプレートは、日本の生活用品ブランド「CHIPS(チップス)」による美濃焼製品。日常使いしやすいシンプルなデザインで、持ってみると手にしっくりとなじみます。電子レンジや食洗器のほか、オーブンでも使用できます。
清水焼職人による器のブランド「KIWAKOTO(キワコト)」の商品は繊細さが特徴。自然の花を象ったという薄いお皿の中には、光を反射して表面がキラキラ輝くものがあり、その美しさに魅了されます。
「BALLON(バロン)」はアンティークをモチーフに、ひとつひとつ丁寧に手作りしているという東京発のアロマブランド。優雅な香りのアロマバスソルトは6種類あり、プレゼントにぴったりの小瓶のセットもあります。アロマオーナメントは猫の3つの表情がどれもかわいいと大人気。おうち時間をより充実させてくれそうです。
京都のアクセサリーブランド「SUNn・寸(すん)」は、指輪やピアスを真鍮または銀で製作。古墳や古代文字などに着想を得ており、どこか独特で神秘的な趣があります。シンプルでありながら強く印象に残るデザインが魅力的です。
「道具屋 nobori」の一角では、不定期で個展が行われたり、ポップアップコーナーが登場したりします。たとえば、フランスで買い付けたアンティークの食器を扱う「mememeBROCANTE(ミーミーミーブロカント)」による「フランスの古いお皿展」は、これまでに何度か行われている人気の個展です。
ほかにもさまざまな作家さんの個展が行われたり、季節に合わせたポップアップのディスプレイが見られたりします。日程は公式サイトのほか、InstagramなどのSNSで確認できるのでチェックしてみましょう。
個展やポップアップコーナーは、新たな作家さんやブランドに注目するきっかけを作ってくれるかもしれません。展示の商品はなくなり次第終了となるので、気に入ったらすぐに入手するのが吉。
身の回りの道具との素敵な出会いがきっとある「道具屋 nobori」。好みのアイテムを取り入れて、日々の暮らしをより豊かにしてみませんか。

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