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秋の清澄白河さんぽ♪アートやおいしいコーヒーをめぐる1日

  • 2023年9月17日
  • ことりっぷ


近年「アートとコーヒーの街」としても知られる清澄白河エリア。美術館やギャラリー、カフェが多く点在していて、散策するのに楽しいエリアです。こちらの記事では、秋の清澄白河さんぽにおすすめのおさんぽコースをご紹介。
美味しいコーヒーと朝食から始まり、オープンしたてのリバーサイドベーカリーや囲炉裏を囲んで楽しむ「深川めし」など美食を楽しみ、路地裏の古民家や東京都現代美術館、北欧の陶器が並ぶお店などアート&カルチャースポットをめぐるルートをご案内します。食欲の秋・芸術の秋を堪能してくださいね。
清澄白河駅A1出口から徒歩3分ほどのところにある「iki ESPRESSO TOKYO(イキ エスプレッソ トーキョー)」は、オセアニアスタイルのエスプレッソカフェ。特製カウンターで一杯ずつ丁寧に淹れてくれる本格的なコーヒーをカジュアルに楽しむことができます。
「エッグベネディクト」は、モーニングにもぴったりで大人気。とろとろのポーチドエッグに塩気のあるベーコンやサーモンが絡んで、食べ応えも十分です。
ランチからおさんぽをスタートする方は、2023年9月1日に清澄白河の隅田川沿いにオープンしたばかりの、リバーサイドベーカリー&レストラン「Farm to Me」がおすすめ。
日本を代表する建築家による建物からは、隅田川の絶景を一望できます。ベーカリーを取り仕切るのは食べログ百名店やパン屋大賞を受賞した前身「カーラ・アウレリア」の藤枝敏郎シェフ、レストランは「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフが監修しています。パンと料理のマリアージュをランチやディナーで味わえるほか、ティーブレンダーこだわりの紅茶を堪能できますよ。
和食が気分の方は、「深川宿本店」もランチにおすすめ。江戸時代から続く、アサリをたっぷり使った漁師飯“深川めし”の専門店です。江戸の雰囲気が体験できる店内で、日本五大銘飯のひとつにも選ばれるほど、長く愛され続けている味をいただいてみませんか?
店内は、江戸時代を感じてもらおうと、浮世絵が壁に描かれていたり、テーブルには江戸時代の古材が使用されているのだそう。また、当時流行した端唄や小唄が流れ、より雰囲気を盛り上げてくれます。
小さな看板を見逃すとたどり着けない知る人ぞ知るお店「FOOD&GALLERY“RURI”」。埼玉県さいたま市の洋菓子店「PAS DE DEUX FACTORY(パドゥドゥ ファクトリー)」が手がけた新業態で2022年2月にオープンし、不定期で営業しています。素材にこだわったお菓子やお茶、セレクトされた雑貨類などがギャラリーのように並び、店の秘密めいた雰囲気と共に好奇心が刺激されますよ。
現代美術に特化した「東京都現代美術館」は、2019年に全面的にリニューアルされ、隣接する木場公園とともに街のランドマークとして親しまれています。絵画、彫刻、ファッション、建築、デザインなど幅広いジャンルの企画展やコレクション展が開催され、常設展示されている彫刻作品の数々も魅力。
約5500点の収蔵作品を生かして、絵画、彫刻、ファッション、建築、デザインなど幅広い展覧会を開催しています。企画展だけでなくコレクション展も見応えがあり、「MOTコレクション」展として年に3~4回、設定されたテーマに沿って収蔵作品から100 ~200点を選んで紹介しています。
中庭で見つけたのが、足あとのようにも耳のようにも見えるマークが入ったこのプレート。こちらは『点 音(おとだて)』という作品で、館内外のいろいろな場所に設置されています。「聴く意識」の覚醒を誘いながら「道草=気づき」の感覚をもたらすアート作品なので、ぜひプレートの上に立って、目の前に広がる景色を眺めて、耳を澄ませてみて。
アートを楽しんだ後は、おいしいものを食べながら余韻に浸るのもいいですよね。施設内にある「二階のサンドイッチ」は、“自由に移動可能なものにした”という点で、サンドイッチは食における「額縁とアートの関係」に似ているということから、サンドイッチの専門店のオープンに至ったそう。
店内に並ぶのは、定番の「いつものサンドイッチ」と日替わりの「ときどきのサンドイッチ」の常時7~8種類。旬の食材を使った新メニューが登場することもあり、ほかにデザート感覚で味わえるクロワッサンサンドなどもそろいます。天気のいい日はテイクアウトして、隣接する木場公園でのんびり味わうのもおすすめですよ。
コーヒーの“サードウェーブ”の特長でもあるシングルオリジンを提供する、アメリカ・カリフォルニア発のコーヒーショップ「ブルーボトルコーヒー」の旗艦店。「コーヒーパフェ」や「プリン」「スコーン」など自家製のスイーツも充実しています。コーヒーに関するさまざまな内容のワークショップも不定期で開催されていますよ。
「東京都現代美術館」から徒歩約10分、静かな路地にある器のお店「POTPURRI」。岐阜の窯元で研鑽を積んだ店主が営む同名ブランドの直営店で、デザインから制作までを自社で行っています。どこか北欧らしさも感じさせるすてきな器の数々は岐阜や東京にある工房で焼き上げたオリジナル作品。食卓を楽しく彩ってくれるアイテムのなかから、お気に入りの一点を見つけましょう。
お次は「POTPURRI」から徒歩約5分のところにある「ザ プラント ソサエティ」へ。暮らしに取り入れたいグリーンが見つかる、植物×自転車の複合ショップです。生命力あふれる植物を育て、インテリアに取り入れたいモダンな植木鉢を飾る、2つの楽しみに出会えますよ。
店内にはポトスやペペロミアなど生命力あふれる鉢植えの植物から、吊るしたり、窓辺に並べたりした置き方まで、小さな住まいの参考になるディスプレイが充実。日本の室内での生育に向く植物、育て方についても、詳しく教えてもらえます。
昔ながらの商店街で目を引く深いブルーの外観が目印のイタリアン「レ・デリッツェ・デル・モンド」。シェフはフレンチや和食店、パティスリーなどでも修業を重ねて知識や技術を磨いた経歴の持ち主です。食材は築地などで自ら仕入れ。イタリアンをベースにさまざまな国やジャンルのエッセンスをプラスし、その素材にとっていちばんおいしい状態で供される料理が評判を呼んでいます。
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いかがでしたか?今回は、アートやコーヒー、おいしいものをめぐる、清澄白河のおさんぽルートをご紹介しました。最新のメニューや営業時間は、公式サイトでご確認のうえ、おでかけくださいね。

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