サイト内
ウェブ

京都の夏の風物詩・鴨川納涼床がある「BABBI」で、本格イタリアンジェラートを

  • 2023年7月7日
  • ことりっぷ


夏になると、鴨川の岸辺に並ぶ飲食店にはテラス席が設けられます。やさしい川風に吹かれながら納涼床で味わえるのは、和食から洋食、エスニックなどバラエティー豊かな京グルメです。そのなかの1軒、「BABBI」はイタリア発のウエハースとスイーツの専門店が手がける、ジェラテリアならぬ「ジェラ床」。鴨川や東山の風景を眺めながら、京の夏の暑さを忘れさせてくれる、本場イタリア仕込みのジェラートを味わってみませんか?
「BABBI」へは、阪急京都河原町駅から木屋町通を南へ約3分。和情緒あふれる白いのれんが迎えてくれます。祇園からも徒歩で5分くらいの距離なので、街歩きの合間にひと休みするにもよさそうですね。
のれんをくぐると、常時18種はあるジェラートがスタンバイ。イタリア直送のピスタチオやヘーゼルナッツ、北海道産のミルクなどを使って、毎日こちらのお店でジェラートが作られています。
ピスタチオやティミスなどイタリア伝統のフレーバーから、あまおう苺や黒ゴマなど日本オリジナルフレーバーまでが揃い、目移りしてしまいそう。
ジェラートを注文したら、「ウナギの寝床」とも呼ばれる京都独特の奥行のある店内を通り抜けて納涼床へ。丸いテーブルが並ぶカジュアルな雰囲気です。お気に入りの席を見つけてくつろぎましょう。
この日、選んだのは「アルフォンソマンゴー」と「リコッタイチジク」のダブル。コーンは、お店おすすめのカカオコーンをチョイス。また、ダブルにはハートの形をしたトッピングコーンが添えられます。
食べ進めていくと、まるでマンゴーそのものを食べているかのようなフルーティーさ、そしてリコッタイチジクの濃厚さ。サッパリしたフルーツと、クリーミーなミルク系のジェラートの組み合わせは、BABBIのジェラートの魅力が余すところなく味わえる王道のコンビですよ。
リピーターさんには、オーダーを受けてから、ジェラートを使って作る贅沢なフローズンドリンクもおすすめです。
チョコとヘーゼルナッツのジェラートがミックスされ、チョコソースを味のアクセントにはさみながら、上にはたっぷりの生クリームをON。ヘーゼルナッツはイタリアから直輸入されているそう。この濃厚さこそが、本場イタリアの味なんですね。
BABBIといえば、忘れてはいけないのがピスタチオ。夏季限定メニューのかき氷で味わうことができるんです。ストロベリーソースがたっぷりかかったかき氷の中には、コロンとしたミルクジェラートが2つも。グラスの底にあるのはピスタチオソース。
赤、白、緑がイタリアの国旗のようにも見える遊び心満載のかき氷です。苺の爽やかさと、コクのあるミルク、ほのかにビターなピスタチオソース。ソースの中には砕いたウェハースが入っており、味と食感の変化で最後までおいしく食べられるよう工夫されています。
川床でジェラートを味わったら、おみやげにはウエハースが一押しです。BABBIは、もともとジェラートコーンの工場として始まった歴史があります。それから約70年が経った今、BABBIの職人の技が凝縮されているのがウエハースなのです。
伝統のウエハースを大きめサイズにカットし、クリームをサンドした「グランワッフェリーニ」は、日本ではあまり見ることのない存在感のある1枚です。人気のピスタチオをはじめ、バニラ、ヘーゼルナッツ、チョコレート、ストロベリーなど7種を用意。
また、ピスタチオ好きさんには、瓶に入ったピスタチオのクリーム「クレマ ピスタチオ」1296円をどうぞ。
京都の菓子職人が持てる技のすべてを使って伝統の和菓子を作るように、イタリアの職人が作りあげたBABBIのジェラートを味わってみませんか。京都のうだるような夏の暑さと鴨川の風が、ジェラートをさらにおいしくしてくれるのかもしれませんね。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 1996- 2024 Shobunsha Publications All Rights Reserved.