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旬の香りも大きな魅力♪本当の紅茶の美味しさに出会うティールーム。藤沢「紅茶専門店PRI・ORI・TEA」

  • 2023年3月14日
  • ことりっぷ


鮮度のいいフレッシュな茶葉で紅茶ファンを虜にする「紅茶専門店PRI・ORI・TEA」。海外の茶園から直接仕入れる紅茶の茶葉は香りがとても豊かで、ポットから注ぐたびにゆったりとした気分へといざないます。自然な光に包まれるティールームで奥深い紅茶の魅力に触れてみませんか。
ハーブの植え込みのある細長いエントランスから進んだ先にお店を構える「紅茶専門店PRI・ORI・TEA」。店名は「Primeur(旬のもの)」「Origin(産地にこだわる)」「Priority(優先的にあなたに)」からつくった造語で、その由来の通りスリランカやインドの茶園で大切に育てられた新鮮な茶葉で淹れる紅茶を味わえます。
紅茶研究の第一人者として知られる磯淵猛氏の流れをくむお店で、ティールームの横には講習会などが開催されるライブラリーも併設しています。スタッフに一声かけると案内してもらえるので、紅茶ファンの間で話題になった磯淵氏による専門書やエッセイなど数々の著書を読みながら、紅茶の奥深い世界に浸ることができますよ。
一軒家の2階部分をティールームにしたお店は、天窓からの光がアーチ状の天井に反射してやわらかい雰囲気に包まれます。漆喰の壁や古民家の障子の建具、無垢材を使用した温かみのある床板など、いたるところに自然素材を使い、心落ち着く空間です。ライブラリーやティールームのテーブルは質のいい木材を贅沢に使ったオーダーメイド。手触りがよく目にも優しく映ります。静かなBGMの流れるなか、紅茶の味や香りとともに五感で心地よさを感じますよ。
鮮度のいい茶葉は、味わいはもちろんのこと香りもいいのが大きな特徴なのだそう。スリランカのウバやインドのアッサムをはじめとして、海外の秀逸な茶園から直輸入する茶葉はどれも鮮度抜群。取材時に淹れていただいたスリランカの「ウバ」は、バラの香りに程よい渋みも加わる紅茶で、旬に摘み取った紅茶だけの持つほんのりとしたミントのような香りも漂い、銘茶と呼ぶにふさわしい味わいでした。
インドの「ダージリン」はファーストフラッシュ(春)・セカンドフラッシュ(夏)・オータムナル(秋)と茶葉を摘んだ時期の味の違いも楽しめ、メニューには積んだ日付までも記載されていています。産地や茶摘みの時期の違いをぜひ楽しんで。
紅茶専門店ならではのおすすめの一つに、自然素材の香りを茶葉にダイレクトに遷(うつ)す「香遷(かせん)茶」があります。イタリア原産のベルガモットの乾燥果皮を「キャンディー」という茶葉の中にそのまま入れて香りを遷す「香遷アールグレイ」と、バラの花弁を「ディンブラ」に遷す「香遷ローズティー」の2種類。どちらも自然な香りが品よく漂います。
またエスプレッソマシンで圧力をかけて抽出する紅茶も、紅茶本来の香りをたっぷりと楽しめます。
オリジナルデザインのかわいいティーポットで淹れる紅茶は、ティーカップに3杯半ほどとたっぷり。一緒に楽しみたいスコーンは、外はカリッとしながらも内側はほろほろとしたイギリスカントリー風で、プレーン・アールグレイ・今月のスコーンから2個選びます。クロテッドクリームと自家製ジャムをたっぷりつけて召し上がれ。
スイーツはスパイスを効かせた「キャロットケーキ」やバニラアイスにエスプレッソティーをかけた「ティーアフォガード」など数種類を用意。茶葉との組み合わせを考えながら選ぶのも楽しいひと時です。
お店のオーナーがロシアに住んでいたことから、ランチ時にはロシアの伝統的な家庭料理が登場します。サワークリームをふんだんに使うのが特徴で、ビーフストロガノフの煮込に使用するほか、デリにつけていただくなど異国の味わいはどれも新鮮。ロシアも古くから紅茶文化の発達した国で、紅茶とも相性のいい料理です。ぜひお気に入りの茶葉を見つけて楽しんでくださいね。

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