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歴史的な建物で優雅なティータイムを。紅茶好きに愛される紅茶専門店「Tea Saloon MUSICA」

  • 2022年6月12日
  • ことりっぷ


1952年に「ムジカ喫茶店」として創業。店名や場所の変遷がありながら70年間、紅茶好きに愛され続けています。現在は紅茶専門店「Tea Saloon MUSICA(ティーサルーン ムジカ)」として、兵庫県芦屋市に店を構えています。紅茶は季節替わりを含め常時約20種以上。紅茶はポットでサービス、スコーンやケーキも用意されているので、じっくり紅茶と向き合える優雅なひとときが過ごせます。
約70年の歴史がある「Tea Saloon MUSICA」。前身は1952年に大阪・堂島で創業した「ムジカ喫茶店」。当時の喫茶店としてはめずらしくアールグレイティーやシナモンティーをメニューに取り入れていました。1969年には店名を「Tea Hause MUSICA(ティーハウス ムジカ)」に変更し、喫茶店から紅茶専門店へ。
2013年に三代目の堀江勇真さんが店を引き継いだタイミングで兵庫県芦屋に移転。茶葉を販売する「MUSICA TEA(ムジカティー)」を開業し、2019年にファン待望の「Tea Saloon MUSICA」をオープンしました。現在のお店は、国の登録有形文化財に指定されている、かつての市営住宅。いろんな作り手のアトリエとして活用されていて、その一角に「Tea Saloon MUSICA」があります。
「MUSICA」はラテン語で「音楽」の意味。コンクリート壁と木製の家具が調和した、落ち着いた店内には、クラシックやジャズが流れています。
紅茶は常時20種以上。産地ごとの個性を味わうもの、店のオリジナルブレンド、香料を使った着香茶の3つに大別され、すべてポットでサービス。こちらでは砂時計などは用意せず、自分の感覚で好みの濃さになるまで蒸らすように勧めています。もし濃くなり過ぎた場合は、差し湯がもらえますよ。
何を選んでいいかわからない人におすすめなのは、スリランカのヌワラエリヤ。繊細な香りと渋みがある上品なセイロンティーで、ストレートで飲むのに適しているそう。
また今年70周年を記念して作ったアニバーサリーブレンドもおすすめ。産地が異なる3種のセイロンティーをブレンド。ストレートでもミルクでも飲みやすいよう仕上げているため、1杯目をストレート、2杯目をミルクで飲んでみてくださいね。
紅茶とスパイスをブレンドしたオリジナルのスパイスティーは計5種。店名を名付けたムジカティーは、茶葉に牛乳とシナモンパウダーを加えて煮込んだもの。バニラエッセンスを振りかけることで、シナモンの香りが引き立っています。
スコーンは小麦、牛乳、バターで作ったシンプルなレシピ。サクッホロッとした食感で、ふんわりバターが香ります。付け合わせはホイップクリームともう1種(はちみつ、ブルーベリージャム、ブラッドオレンジのマーマレード、オレンジ&ストロベリージャム、あんバターのいずれか)。オーソドックスな紅茶、フレーバーティー、香り豊かなアールグレイなど、どんな紅茶とも相性抜群です。
ケーキは芦屋でお菓子教室をしているmulot(ミュロ)さんの手作り。ラインナップは日替わりで、3~4種用意しています。
天気がいい日は、ウッドデッキにあるソファ席が特等席。建物の裏側にあるので、人目を気にせずくつろげます。季節の花々を眺めながらのティータイムは特別な時間になるはず。
「Tea Saloon MUSICA」でお気に入りの紅茶を見つけたら、南へ徒歩10分の場所にある「MUSICA TEA」(兵庫県芦屋市精道町10-7矢島ハイツ1F、11:00~19:00、日曜休)へ。約40種の茶葉のほか、ティーポットやティーカップといったMUSICAのオリジナルグッズも販売しています。
おいしい紅茶がいただける「Tea Saloon MUSICA」、茶葉を販売している「MUSICA TEA」のどちらも専門のスタッフさんがいます。
紅茶に関するあらゆる相談にのってくれるので、紅茶好きはもちろん、紅茶は敷居が高いと思っている人にこそ、気軽に立ち寄って欲しい、紅茶の魅力に触れられるお店です。

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