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【浅草】の新名物!「福寿家」の華やかいなり寿司をテイクアウト

  • 2022年3月3日
  • ことりっぷ


浅草にある「福寿家」は、大正11年創業のいなり寿司店。代々受け継がれた製法や気持ちを大切に守りつつ、装いも新たにリニューアルオープンしました。伝統の味をさらに食べやすいようにアレンジを加えた「伊奈利寿司」は、見た目とパッケージデザインもキュートに。おみやげにしたら受け取ったひとの笑顔が目に浮かぶようないなり寿司です。
浅草駅から10分ほど歩いた言問通り沿いにある「福寿家」は、大正11年創業の老舗。いなり寿司を「伊奈利寿司」と名付け提供し、地元を中心に愛されてきました。10年ほどお店を閉じていましたが、4代目にあたる現在の店主により2020年にリニューアルオープン。受け継いだものを守りながらも、現代の感覚に合うよう味やメニューに工夫を重ねたラインナップになっています。
代々引き継がれる福寿家の「伊奈利寿司」は、裏返したお揚げで酢飯を包んでいるのが特徴。一番人気の「伊奈利寿司」はそのこだわりの裏返したお揚げと通常のおもてのお揚げの2種類の味を一度に楽しめます。
おもてのお揚げには、紅ショウガにさっぱりとした白ゴマを合わせて。紅ショウガの酸味がきりっとさわやか。裏返しのお揚げには食感がよい角切りのハスと、滋味深い黒ゴマを混ぜています。
お揚げに酢飯を乗せ、包みながらていねいに、手際よく握って作られる伊奈利寿司。小ぶりなサイズは食べやすく、ゴロゴロっとした具材の存在感が際立ちます。裏返したお揚げの方は、握ってから最後にお揚げの表面を軽く炙ることで香ばしくなり、大豆の風味が豊かに広がります。
お揚げは裏返してもきれいで、厚さにもこだわって特注。米はいなり寿司に合う食感になるよう銘柄をブレンドしたものを、産地から届けてもらっています。
そして、ひときわ目をひくのが「伊奈利ロール」です。紫キャベツ、きゅうり、人参、赤と黄色のパプリカ、サンチュと6種類ものカラフルな野菜を酢飯とお揚げで巻いてあります。シャキシャキと歯ざわりがよく、自家製のごまだれの味がほのかにして、まるでサラダのような巻き寿司です。
土・日曜と祝日限定で販売される「スイートポテト伊奈利」(880円)は根強い人気のあるスイーツ。2種類のサツマイモを使ったスイートポテトを自慢のお揚げでひと巻きしています。
香り高い「鳴門金時」に「紅あずま」を加え、ほどよくお芋が口に残るように作り、スイートポテトの口どけとお揚げの食感のバランスに試行錯誤を重ねてできあがった一品です。砂糖は不使用なのに甘くなめらかで、お揚げのあっさりとした甘辛味と合まってくせになりそうな「いなり風スイーツ」になっています。
美味しいのはもちろん、それが素敵なパッケージならなおさら気分もあがるもの。福寿家のパッケージも、とても華やかで手みやげにもぴったりです。レトロで上品なロゴマークには受け継いだ気持ちがつまっているのだとか。中央には店名にちなんだ福寿草を。その花びらの藤色は以前の店で包装紙に使われていた色で、スタッフが着用しているTシャツなどに使っている店のシンボルカラーです。
店からは隅田川まで歩いて5分ほどの距離。近隣には公園もあるので散歩のお供にテイクアウトしてみてはいかがでしょうか。午後には売り切れてしまうこともあるので、予約をするのもよさそうです。

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