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季節で雰囲気がガラリと変わる、職人技が光る「銀座凮月堂」の和のアフタヌーンティー

  • 2022年1月10日
  • ことりっぷ


東京メトロ銀座駅、並木通りとみゆき通りが交差する場所に位置する「銀座凮月堂」。2018年、同ビル1階からの移転を機に、お茶と甘味を中心とした「和」のメニューがいただけるお店へと変化しました。こちらでは、上生菓子やあんみつ、和のアフタヌーンティーなど、見た目も美しいメニューの数々が楽しめます。落ち着いた雰囲気の店内で、優雅なひとときを過ごしてみませんか。
銀座の自社ビル2階にお店を構える「銀座凮月堂」。2018年5月に同ビルの1階からの移転を機にお店の雰囲気を一新。サンドイッチやケーキ、上生菓子やあんみつなどの和洋折衷のメニューを提供する昭和レトロな喫茶から、割烹を併設した和菓子と和食がいただける和モダンなお店へとリニューアルを果たしました。カステラや羊羹テリーヌなど、お土産にぴったりな上質なお菓子もそろっています。
2階に上がり店内へ入ると、左側に割烹スペース、右側に茶房スペースがあります。茶房スペースには二人掛けのテーブル席が4つとカウンター席が4席、落ち着いた雰囲気の個室があり、和モダンな空間が広がっています。銀座の喧騒を忘れさせてくれる静かな店内で、すてきなひとときが過ごせます。
店内に実演スペースが設けられているのも特徴的。“お客様により近い距離で「和」メニューの良さを伝えたい”との想いから設けられたといいます。パフェやあんみつなどの甘味が、スタッフの手によってひとつひとつ丁寧に作りあげられていく様子を、カウンター越しに間近に見ることができます。
注文を受けてからひとつひとつ甘味が作られる様子は、臨場感たっぷり。四季折々の食材を活かした季節を彩る甘味の数々が完成する様子を眺めれば、味わう前から気分も上がります。スイーツを提供する器やカトラリーも「和」と親和性の強い作家もののアイテムを使用しているそうで、随所にこだわりが光ります。
こちらのお店で話題なのが、食事の重、季節の甘味の重、モンブラン、フリードリンクの4つのメニューで構成されている「銀座凮月堂のアフタヌーンティー」です。
上段は食事の重、下段は甘味の重となっています。食事の重には4種の和食、甘味の重には6~7種の甘味が盛られており、食事の重の2種はだいたいひと月ごとに、甘味の重は年4回と、どちらも旬の食材を使用した料理へと変化します。季節や訪れる時期によって料理が変わるので、訪れるたびに違った料理を楽しめるのもうれしいですね。
4つのメニューで構成された「食事の重」は、通年提供している「黒毛和牛のローストビーフ」と「出汁巻き卵のサンドウィッチ」を中心に、旬の食材を使用したメニューで構成されています。現在は前述の2種のほか、冬瓜とズワイガニを使用した「冬瓜 ずわい蟹餡掛け(温)」と、大根を使用した「聖護院大根のふろふき 桜味噌仕立て」が味わえます。旬の食材を使用した栄養たっぷりな料理を食べて、寒い冬を乗り切りましょう。
7つのメニューで構成された「甘味の重」は「季節の上生菓子」を中心に、日本の風物詩や行事に合わせたメニューで構成されています。現在では「季節の上生菓子(福達磨)」や「えくぼ饅頭」、「白胡麻 葛プリン」で赤や白を取り入れて紅白をイメージし、「蓮根チップス」や「金柑ピール」でおめでたく縁起のいい旬の食材を使用しています。こっくりとした甘味の「ホワイト生チョコレート 黒文字の香り」や、濃厚なチーズの中にラムの芳醇な香りを感じる「自家製ラムレーズンのチーズテリーヌ」は、冬にぴったりのほっこりとした味わいです。ちなみに甘味の下にウラジロの葉が敷かれていますが、こちらは春には桜の葉、夏には笹、秋にはイチョウの葉へと変化。さりげないあしらいからも季節を感じることができます。料理の概要が書かれたイラスト入りの説明書ももらうことができるので、こちらを見ながら料理をいただくのも楽しいですね。アフタヌーンティーの締めには、旬の食材を贅沢に使用した季節のモンブランも提供されますよ。
アフタヌーンティーならではのお楽しみが、9種から選べるフリードリンク。注文を受けてから実演スペースで丁寧に淹れられるドリンクには、煎茶や珈琲、和紅茶、ハーブティーなどがランナップされています。ハーブティーにはオリジナルブレンドの3種があり、上品なバラの香りが楽しめる「赤」や、柑橘系の爽やかな味わいが楽しめる「黄」、マスカットの甘い香りとリンデンのやさしい風味が楽しめる「青」など、それぞれで違った味わいが楽しめます。和菓子との相性もいいので、3種を飲み比べするのもおすすめです。
アフタヌーンティーのほかに、パフェやあんみつなどのスイーツもおすすめです。「凮月堂パフェ」は2か月に1回のペースでメニューが変わるので、こちらも季節を変えて、何度でも味わいたいですね。
現在味わえるパフェには、金箔・銀箔入りの大吟醸ジュレのほか、黒糖や生姜、金柑などの和の食材を取り入れています。
シャンパンソルベや金箔・銀箔入り大吟醸ジュレ、国産ハチミツと生姜のエスプーマなど、さまざまな食材が調和した華やかな味わいです。
パフェにもアフタヌーンティーと同じくイラスト付きの説明書がもらえるので、こちらを見ながらじっくり味わいたいですね。
こちらはラムと黒糖を合わせた「あんみつラムレーズン」です。黒をテーマに、大人っぽさや情熱をイメージしたあんみつで、黒糖入りの寒天にいちじくや赤すぐりのジュレがのっています。寒天やいちじくの食感と赤すぐりのジュレの酸味が絶妙なバランスの逸品です。黒蜜をかけると黒蜜の甘さとラムの芳醇な香りが合わさり、一度食べたら忘れられない味わいに。
スイーツを心ゆくまで味わった後は、おみやげの購入も忘れずに。店内では定番の羊羹テリーヌや季節の和菓子を販売しています。贈り物やおもたせにもぴったりですよ。

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