サイト内
ウェブ

アートな見どころも注目!天神さまの愛称で親しまれる福岡「太宰府天満宮」へ

  • 2021年8月30日
  • ことりっぷ


太宰府の観光スポットとして多くの人が訪れる太宰府天満宮。平安時代に学者、政治家、詩人など多方面で活躍した菅原道真公(天神さま)を祀ることから、学問や文化芸術の神様といわれて親しまれています。境内には天神さまゆかりの場所や文化芸術にまつわるアート作品も展示されています。多彩な見どころがある太宰府天満宮をご紹介します。
903(延喜3)年に亡くなった道真公はその後、「天満大自在天神」の位を授けられたことから「天神さま」と崇められるように。天神さまの御墓所の上に太宰府天満宮が創建されました。以来、天神さまを祀る全国約12000社の総本宮として称えられています。御本殿は心身を清める場所とされている三連の太鼓橋を渡り、表と裏で形状が異なる楼門をくぐった先にあります。
楼門をくぐると風格のある五間社流造の御本殿がお目見え。廟建築が特徴の社殿は、いたるところに天神さまが愛した梅の花の意匠が見られます。さらに、境内には無実の罪で京を追われた天神さまを慕い、一夜にして太宰府まで飛んできたという逸話が残る飛梅、丑年生まれの天神さまと縁が深い御神牛像、天神さまの使いとされる鷽(うそ)をモチーフにしたお守りなど、ゆかりの見どころが点在しています。
境内にある宝物殿では、天神さまにまつわる宝物や文書などの歴史的な文化財を展示するほか、国内外からコンセプチュアルアート、写真、日本画などさまざまな分野のアーティストを招き、太宰府での滞在を経て制作された新作を公開、収蔵するアートプログラムを不定期で開催。
イギリス人アーティスト、ライアン・ガンダーやサイモン・フジワラなどによる一部の作品を常設展示し、「境内美術館」として一般に公開しています。あちこちに点在するアート作品を探してみてくださいね。
境内への入り口にある案内所では、ここでしか買えないグッズや太宰府ならではの商品をオリジナルの「太宰府みやげ」として販売しています。梅をモチーフにしたクッキー(378円)やその年の干支をテキスタイルに落とし込んだ布小物など、自分用にも贈り物にもおすすめの商品がそろっています。
学問、文化芸術の神様として親しまれる天神さまを祀る太宰府天満宮には、歴史ある史跡から現代アートの作品まで、新旧の魅力が混在しています。四季折々の自然が彩る境内を歩きながら、多彩な見どころをめぐってみましょう。

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 1996- 2024 Shobunsha Publications All Rights Reserved.