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上質な時間が過ごせる古都の路地にたたずむカフェ♪鎌倉「ハセロジ」

  • 2021年3月22日
  • ことりっぷ


細い路地の先にある端正なたたずまいのカフェ「ハセロジ」。苔のむす坪庭から明るい日差しが入る店内は古都らしい風流な雰囲気がただよい静かな時間が流れます。路地歩きが楽しい長谷エリアの散策途中に立ち寄って、丁寧に淹れたお茶や手づくりのお菓子でのんびりと過してはいかがでしょうか。
鎌倉市内を走る江ノ電の由比ガ浜駅と長谷駅の中間にあるお店は、由比ガ浜大通りから細い路地に入った先の明るいグレーのシンプルな一軒家の1階です。お店の前に膝の高さ程度の小さな看板があるものの、気づかずに通り過ぎてしまうほど静かな住宅街にとけ込んだカフェ。木の引き戸には白一色の暖簾がかかります。
カフェの店主の中山さんは旅行が好きで、これまでも日本各地はもとよりパリやハワイなど海外でも数多くのカフェを訪れ、それぞれの土地の空気に触れる時間を楽しんできたのだそう。自分もそんな場所と時間を提供したいという思いからこのカフェをオープンさせました。古都である鎌倉らしさを感じてもらおうとお店の中央には坪庭があり、黒の床に白い壁といったモノトーンの統一感があるなかにしっとりとした日本の風情も感じます。
中央に大きなテーブルのある店内には、プライベートに過ごせる空間が3ヵ所用意されています。右奥にある階段を進むと小さなカウンター席があり左側の本棚の奥には2人掛けのソファ席、入口左側には路地を臨む窓のある半個室。ドアはなくてもプライベートを大切にしながら心地よく過ごせます。オーナーがセレクトした本が並ぶ本棚から好きな本を選んで読書するのもおすすめですよ。
お湯の温度と蒸らし時間をきちんと測りながら丁寧に淹れるお茶は薫りがとても豊かです。横浜「ミツティー」の紅茶や尾張名古屋の老舗「升半」の緑茶、静岡にある「森内茶農園」製の発酵茶・香駿などこだわりの茶葉を使い、それぞれの茶葉の持つうまみを感じる品のいい味わいです。
またハンドドリップで淹れるコーヒーも都内にある「エボニーコーヒー」のスペシャルティコーヒーを使い、ビーカーにおかわりの2杯目がつく嬉しい配慮も。ゆったりとした気分で味わってくださいね。
おいしいお茶とぜひ一緒にいただきたいサックリとしたスコーン。自家製の季節のジャムと沖縄産の塩で味を引き締めたフレッシュクリームが添えられます。季節ごとのジャムは夏ミカンのマーマレードやラズベリーや梅のジャム、キャラメルクリームなどが添えられるので季節感と一緒にぜひ味わって。
中山さんが作るスイーツは、子供の頃にお母様が作ってくれたものを思い出してその味を再現するものもあり「淡雪」もその一つです。ふわふわのレモンゼリーに玉子色のカスタードソースをかけていただくデザートは、ほかではなかなか巡りあえないオリジナルです。
定番のスコーンや淡雪のほかに、ホットアップルパイや和栗のモンブランなど季節のスイーツも登場するので楽しみにしてくださいね。

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