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旅や季節の記(しるし)に。「菓子屋shirushi」が作る、四季や土地を感じる焼菓子

  • 2021年3月6日
  • ことりっぷ


愛知県犬山市は、かつての城下町沿いに昔ながらの建物が残る趣きある町。そんな町の一角に季節のお菓子を作る専門店がオープンしました。店内にはタルトやクッキー、パイなど焼菓子を中心にさまざまな品が並んでいて、素材そのものの味わいを活かしたものばかり。焼き菓子で日本の四季を感じらてもらえたら…と、さまざまな商品を創作しています。
愛知県と岐阜県の県境にあり、日本最古の木造城郭が残る犬山城や清流木曽川の風光明媚な景色が広がる町、犬山市。名古屋からは名鉄犬山線に乗って30分ほどの場所にあり、「犬山駅」から犬山城までは歩いて15分ほどで行くことができます。そんな犬山城への道すがらで見つけたのが「菓子屋shirushi」です。お店に入ると季節のフルーツで作るロールケーキ、バター香るアップルパイなど、さまざまなお菓子が並んでいます。
お店に並ぶお菓子をよく見ると、イギリスのスコーン、フランス菓子のクロケット、ドイツ菓子のバニラキプフェルなど、実に多彩。粉やバターなど素材を自分でアレンジし、それぞれ理想の味や食感を追求しています。
「自分が美味しいと思うもの、食べたいものを作っていたら、フランス菓子以外にもいろいろな国のお菓子が集まりました」。そんな黒部さんが一番におすすめしてくれたのが「レモンケーキ」。瀬戸内レモンの皮や果汁をいれたアイシングは酸味やほろ苦さをしっかり感じるキリッとした味です。しっとり、ふんわりと仕上げたパウンド生地からもレモンが香ります。
手のひらサイズのタルトは5・6種類あり、生地の美味しさが光る一品。焼き込んだタイプとデコレーションしたタイプがあり、ナッツとキャラメルのタルトといった定番のほか、冬ならばサツマイモや林檎など季節を感じられるタルトを用意。岐阜・中津川の栗、各務原のイチゴなど、近郊に美味しいものがあれば積極的に使っているそうです。
カウンターやケースに並んだお菓子以外にも、詰め合わせやクッキー缶などギフト用の商品もありました。四季をモチーフにした包装紙で包んでくれるので、季節のご挨拶にもぴったりです。クッキー缶は10種類ほどのお菓子を詰め合わせてあり、多彩な味わいと見た目できっと喜んでもらえるはずですよ。
犬山を訪れた旅の記(しるし)としてはもちろん、季節や感謝の記に、自分へのご褒美の記に。日々の暮らしに寄り添ったお菓子屋さんを目指す黒部さん。ぜひおうちでゆったり楽しんで、季節や旅の記憶に思いを馳せてみてください。

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