日本のローカルの魅力を発信する「コロカル」による、新たなウェビナー講義シリーズ「コロカルアカデミー」の第2回の開催が決定しました。
6月4日に開催する今回のテーマは「独立系書店と日本のローカルの未来」です。「本が売れない時代」といわれて久しい昨今。本の売り上げだけでなく、全国の書店数も大きく減少しています。現在では、全国の市町村の4分の1以上が「書店ゼロ」の町になっているといわれています。
一方で、個人オーナーが営む独自セレクトの小規模な独立系書店は、全国各地で次々と誕生しているという驚きの事実も。こうした書店は、新しいかたちの「まちの本屋」として、地域に根ざしながら確かな存在感を示しているのです。
今回のゲストは、ブック・コーディネーターの内沼晋太郎さん。東京・下北沢にて新刊書店〈本屋B&B〉の運営や、「本のまち」を掲げる青森県八戸市の市営書店〈八戸ブックセンター〉のディレクターとしての活動など、本を通じた多様な取り組みで注目を集める内沼さんとともに、本をめぐる環境や、ローカルと本屋の関係について考えます。
後半では、コロカル編集長・杉江宣洋とのトークセッションも開催。「地域に文化と経済の好循環を生むには?」というテーマで、具体的なアクションについても深掘りしていきます。
本にまつわるリアルな現場の声を、ぜひお聴きください。
【概要】タイトル:コロカルアカデミー vol.2「独立系書店と日本のローカルの未来」日時:2025年6月4日(水)15:30〜16:30(15:20開場)費用:無料(要事前申込)形式:Zoomウェビナー申込締切:2025年5月28日(水)12:00申込リンク:▶︎お申し込みはこちら
【コロカルアカデミーとは】ローカルを舞台に活躍する人々のリアルな情報を通して、日本の魅力を再定義するアカデミーです。地域を活性化させるために働きたい方、ローカルでビジネスを始めたい方、自治体や企業で地域創生に携わる方に向けて、新たなヒントを提供します。登壇者は、地域の文化資産や資源を掘り起こし、その価値を世界に伝える新しいリーダーたち。ローカルビジネスにおける強みと課題、問題解決のプロセス、未来を変える次の一手についてもリスナーの皆さんと一緒に考えていきます。Vol.1 奈良酒造(5/15終了)
【本ウェビナーで学べること】・本をめぐる環境の変化・ローカルにおける独立系書店のあり方・ローカルでの本屋開業・ビジネス実例・世界をより良い方向に動かす手段としての本屋と本
ローカルビジネスに関心のある方はもちろん、出版業界に興味のある方にも楽しんでいただける実践的な時間をお届けします。
【こんな方におすすめ】・書籍や本屋、出版に関心がある方・地方での企業に意欲のある方・ローカル×ビジネスの実例を知りたい方・課題解決のヒントを得たい方
【登壇者プロフィール】
内沼晋太郎(うちぬま・しんたろう)ブック・コーディネーター1980年生まれ。株式会社NUMABOOKS代表取締役、株式会社バリューブックス取締役。新刊書店「本屋B&B」共同経営者、「日記屋 月日」店主として、本にかかわる様々な仕事に従事。また、東京・下北沢のまちづくり会社、株式会社散歩社の代表取締役もつとめる。著書に『これからの本屋読本』(NHK出版)『本の逆襲』(朝日出版社)などがある。現在、東京・下北沢と長野・御代田の二拠点生活を営む。
杉江宣洋(すぎえ・のぶひろ)コロカル編集長/MAGAZINEHOUSE CREATIVE STUDIO ブランディングプロデューサー1997年マガジンハウスに入社。『anan』編集部を経て、2008年『BRUTUS』配属、10年同誌副編集長に。『BRUTUS』では「居住空間学」(インテリア特集)「音楽と酒」シリーズなどをヒット企画に育てた実績を持つ。また、「桑田佳祐」「山下達郎」「松本隆」「スタジオジブリ」などの特集も担当。2022年Hanako編集長就任。2025年より現職。
【注意事項】・本イベントはオンライン開催です。・参加用URLは、事前申込をされた方に前日までにご案内します。・音声・映像が乱れる可能性があります。ご了承ください。・配信内容の録画・録音・再配信はご遠慮ください。・オンライン配信サービスの接続方法についてはサポート対象外です。
▶︎お申し込みはこちら申込締切:2025年5月28日(水)12:00