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[支援レポート]埼玉県吉見町 里山環境保全活動~みんなでつくろう!森のツリーハウスプロジェクト~

  • 2016年4月21日
  • 緑のgoo編集部

[支援レポート]埼玉県吉見町 里山環境保全活動~みんなでつくろう!森のツリーハウスプロジェクト~

緑のgooが2016年3月に実施した「写真投稿で森をまもろうキャンペーン」のInstagram投稿で「#緑のgooで森をまもる」をつけて投稿された写真は、キャンペーン期間中1,118投稿となりました!みなさまの投稿ありがとうございました!

1投稿あたり10円が森をまもる活動支援となりますので、計11,180円(1,118投稿×10円=11,180円)を森をまもる活動を行うNPO法人ナチュラルリングトラストさんへ支援させていただきました。

今後も「緑のgoo」は森をまもる活動を支援していきますので、引き続きご利用をよろしくおねがいします。

先日NPO法人ナチュラルリングトラストさんの活動「森のツリーハウスプロジェクト」に参加し、お届けしてきましたので紹介します。

森のツリーハウスプロジェクトとは

まずは副代表の小出さんに「森のツリーハウスプロジェクト」についてお聞きしました。

NPO法人ナチュラルリングトラスト副代表 小出さんNPO法人ナチュラルリングトラスト副代表 小出さん 小出さん:地主である友人から「農作業が忙しく、自分の山の手入れができず、荒れていて困っているのだけど、何とかならないだろうか?」という相談を受けたことからこの活動が始まりました。現地の山に行ってみたら、手入れが全くされておらず、人の背丈以上に伸びた笹が生い茂る藪となってしまい、太陽の光が届かない暗い森でした。更にここぞとばかりに不法投棄された古タイヤや粗大ゴミがたくさん集まってきてしまい“不法投棄禁止の看板”があっても全く役に立っていない状況でした。

この状況を打破するために「ゴミを拾い、笹刈りを行い、間伐をして、太陽の光が地面に届く見通し良い森に再生する」ことで不法投棄を無くしていきたいと考えました。人はキレイなところにはゴミを捨てにくいといった心理が働きますからね。

しかし、「山をまもるために笹刈りをやろう!」と声をかけても参加者はほとんど集まらない状態が続きました。そこで人が集まってくれることを考え「ツリーハウスを作ろう!」と呼びかけたら、たくさんの若い人たちが集まってきたんですよね。昔は環境をまもるために少人数でもストイックに活動をしてきましたが、これからの時代を創っていく若い人たちが多く関わって欲しかったので、若い人たちが「面白そう」と思ってもらえる「ツリーハウス」を活動の主役にして、「ツリーハウス」を作るために必要な「笹刈り」「薪割り」などを組み合わせた「森のツリーハウスプロジェクト」として“環境をまもることを気軽に楽しむ”を大切に続けています。

日本の林業の衰退とともに、山をまもる担い手が不足しています。高齢化する地域では、山に手をかけられる人材が不足しています。一方、都市部は人がたくさんいますが、山はありません。この活動は、私たちがパイプ役となり、「ツリーハウス」を通じて、都市と里山をつなぎ、里山保全を推進するのが「森のツリーハウスプロジェクト」です。

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