2025/03/02 17:41 ウェザーニュース
週明けの明日3日(月)から明後日4日(火)は前線が停滞。東北から九州の広い範囲で広い範囲で本降りの雨になります。前線上に発生した低気圧が接近する4日(火)の夜には関東南部でも雪が降り、東京都心ではうっすらと雪が積もる可能性があります。
関東では前線が接近する明日3日(月)未明から雨が降り、週明けの通勤時は本降りの雨となります。前線は夜にかけて徐々に南に下がり、前線の南下と共に上空に寒気が流れ込みます。
気温は右肩下がりで昼間は真冬並みの厳しい寒さになります。この気温低下に伴って一時的に霙や湿った雪になる可能性があります。
ただ、前線の南下に伴って降水域も関東南岸まで南下するため、都心では路面に雪が積もることはない見込みです。
明後日4日(火)になると一度南下した前線上に低気圧が発生し、前線は再び北上しながら低気圧が東に進む予想です。上空の寒気が残った状態で低気圧が接近し、関東では夜になると湿った雪が降り出します。
都心では雪が翌5日(水)の未明まで続き、23区東部では芝生にうっすらと積もる可能性があると見ています。多摩地方や23区西部では路面にも雪が積もる可能性があるので、車の運転には冬タイヤを装着するようにしてください。
一方、関東西部や北部、甲信の山沿いは3日(月)から断続的に雪が降り、4日(火)の低気圧接近時は雪が強まる予想です。
5日(水)朝までの積雪は山沿いの多い所で30cm以上、平野部や盆地でも10〜30cmに達する可能性があります。車での走行には冬用タイヤの装着が欠かせません。十分な装備がない場合は車の移動を控えるようにしてください。
湿った雪となるので着雪による倒木や停電の発生、鉄道など公共交通機関への影響が懸念されます。雪に関する見解にはまだ不確実性があるため、こまめに最新の予報を確認してください。