2025/03/01 11:08 ウェザーニュース
関東の春本番の陽気は明日2日(日)までです。明後日3日(月)は気温が急降下し、真冬に戻ったような寒さになります。気温の低下により雪の降る所もあるため注意が必要です。
関東はここ数日、春本番を思わせる陽気が続いています。今日3月1日(土)の東京都心は午前中から15℃を上回る暖かさです。こうした春の暖かさは明日2日(日)までで、明後日3日(月)からは状況が一変します。
前線の南下に伴って上空に寒気が流れ込み、気温が下がります。日付が変わった時点では10℃以上の予想ですが、時間とともに気温は低下して昼頃には3℃前後の寒さになる見込みです。
昼間の気温としては真冬でもあまりないくらいの低さで、この寒さにより雨に雪が混じる可能性があります。前日との気温差が非常に大きくなりますので、体調管理に注意をしてください。
寒気は4日(火)にかけても流れ込みやすい状況が続きます。西から近づく低気圧の影響で4日(火)も広い範囲で降水が予想され、寒気が流れ込むことから内陸部や山沿いを中心に雪になる予想です。
関東西部や北部、甲信地方では多い所で30cmを超えるような大雪となるおそれがあります。道路も積雪状態になる所が多いとみられるため、車で移動をする場合は冬用タイヤ、チェーンなどの滑り止めが必須です。
また、寒気の強さや降水の強さなどの条件によっては東京23区を含む関東の平野部も4日(火)夜にかけて雪になり、積雪のおそれがあります。予測の不確実性は依然としてあるものの、関東甲信の広範囲で影響の出るおそれがあるため、こまめに情報をご確認ください。