
意地でも食う! / 画像提供:白井くまさん
幼少期から絵を描くのが好きで、ご自身の出産後に育児メインのレポ漫画を描いている白井くま(@kumamiiiiiiiiii)さん。SNSやブログでは「無痛分娩と産院のグルメ」などの漫画を投稿し、経験者だからこそ描けるリアルな漫画だ。今回は「無痛分娩と産院のグルメ(11)~(14)」を紹介するとともに、著者に実際の陣痛中の内診や産院のグルメについても伺った。
■バルーン挿入、絶品ランチ、そして本陣痛…!めまぐるしい妊婦の1日
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出産当日、病院で内診を受けると、先生から「子宮口3センチ!じゃぁバルーン入れて10時から促進剤入れてきましょうか」と告げられる。予想外のバルーンの登場に驚くも、思ったより痛くなく、ほっとする。それから約1時間後、ようやく待ちに待ったお昼の時間がやってきた。出産には苦痛がつきものだが、おいしいグルメは妊婦にとって束の間の癒やしでもある。この日のランチは豚肉のソテー。「こんなにうまいなんて…」と感動し、よく噛んで味わうことに。すると突然、お腹がズキッと痛み出し、自分がお産の真っ最中であることを思い出す。本陣痛が始まり、いよいよ無痛分娩の準備を始めるのであった。
本作「無痛分娩と産院のグルメ」は、作者の白井くまさんの実体験をもとに描かれている。実際の陣痛中の内診では「陣痛中の内診が痛くなく、それだけでここの産院にして良かったと心から思いました!そして、どこからか聞こえる同士の声にこっそりエールを送りました」と、当時の様子を教えてくれた。実はご飯のおいしさを基準に産院を選んだ白井さん。待ちに待ったランチを味わった感想については、「産院のご飯がこんなにも温かいなんて、めちゃくちゃ感動しました!フルーツまで付いていて、贅沢でした」と笑顔で振り返る。
出産の痛みや緊張感のなかに、ちょっとした笑いや喜びがリアルに描かれた、白井くまさんの「無痛分娩と産院のグルメ」。ぜひ読んでみてほしい。
取材協力:白井くま(@kumamiiiiiiiiii)
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