
普通にしてても「怒ってる」と言われる!?それは、目が重たい「眼瞼下垂」のせい。形成外科で治したら? / 画像提供:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)
普通にしてても「怖い」「にらみつけてる」と言われることがある。それは眼瞼下垂(がんけんかすい)かも?眼瞼下垂とは、筋肉や神経の問題によって瞼が完全に開いていない状態。頭痛や肩こり、目の痛みなどのトラブルが起きることもある。今回は、現役の形成外科医の中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)さんが「マイナー外科である形成外科をもっとみんなに知ってもらいたい」と、形成外科の視点から描く医療漫画を紹介するとともに、漫画を描くことになったきっかけやシリーズ全体の話を聞いた。
■現役の形成外科医が描く「形成外科紹介漫画」とは?
【漫画】目が重たくてツラい病気『眼瞼下垂』を治したら、色々ラクになったお話 / 画像提供:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)
目が重たくてツラい病気『眼瞼下垂』を治したら、色々ラクになったお話03 / 画像提供:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)
目が重たくてツラい病気『眼瞼下垂』を治したら、色々ラクになったお話04 / 画像提供:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)
現役の形成外科医である中村まさるさんの「形成外科で治せる病気についてを知ってもらいたい!」という思いから生まれた本作は、素人では知ることのできない知識が豊富に描かれている。「形成外科とはなんだ?」「どんな病気を治せるんだ?」と、中村さん自身医師になる直前までよく知らなかったと話すほど少しマイナーな外科・形成外科。漫画を通して正しい知識、治せる病気について広めることで、「医学生、研修医の先生にも広まり形成外科人口が増えることを願ってます(笑)」と中村さんは語る。
「医療情報であるため『間違いがないように』というのが一番気をつけていることです」と話す中村さん。漫画である以上ストーリーの展開のために演出を入れることはあるというが、そのために情報の正確さが歪んでしまわないように気をつけているのだそう。「あとは疾患の紹介もしていく以上、罹患患者さんが読んで不快にならないようには気をつけていきたいです」と現役の医師ならではの考えも教えてくれた。
医学生時代にエッセイ漫画を描き、出版社へ持ち込みもした経験もあるという中村さんだが、イラストや漫画のすべては独学で、「医学にあまり興味が持てず、大学5年生の時に『漫画家になるか!』と思いつきで漫画を描き出したことがきっかけでした」と当時を振り返る。最後に「X上だけではアプローチしきれない層にもどんどん形成外科とは!?を広めていきたいと思います。乞うご期待です!」と目標を語る中村さん。今後の活躍に目が離せない。
取材協力:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)