
甘~い言葉遣いや“ゆるふわ”な雰囲気で男性ウケがよい「あざとい系女子」。甘え上手なことも相まって何かと男性陣に助けてもらえがちだが、同じ女性からは嫌われることも多い。そんな中、天海杏菜(@kyuimuni)さんの漫画「南さんはあざといい子」に登場する新入社員・南朝子はひと味違うようで…。SNSで早くも話題となっている本作の魅力を紹介するとともに、本作を手掛ける天海杏菜さんに話を聞いた。
■南さんのまっすぐな人柄が周囲の人を惹きつける?
一見「あざとい系ぶりっ子」のようで、実は先輩の言うことを聞くいい子だった南さん。そんな本作はどのようにして生まれたのだろうか。天海さんは「X(旧:Twitter)に投稿した漫画を見た双葉社の編集さんから、商業連載化のご提案をいただきました。投稿時は『こういうキャラクターは、かわいいしおもしろいな』という軽い気持ちだったと思います」と振り返る。
「南さんの“ぶりっこ”な声と地声のギャップが気になる!」と、アニメ化を希望する声も上がっているが、「自作品のアニメ化やドラマ化は叶えたい夢のひとつなので、いつかやれたらうれしいです!ただ、まだ連載が始まったばかりなので、まずはもっと人気を獲得していけるように頑張りたいです」と、将来的な希望を明かした。
今後の見どころについては、「南さん独特のハチャメチャな言動とそれに魅せられていく人々の人間模様です。そして南さん以外のキャラクターたちも、みんな少しずつ、人と違うところがあって愛おしい…という気持ちを込めて描いているので、今後も楽しんで読んでいただけたらと思います!」とのこと。それぞれのキャラクターがどのように深掘りされていくのかも楽しみだ。
天海さんは本作の他にも、芳文社まんがホームにて「ガチ恋カウント2.9」という女子プロレス4コマ漫画を連載中。「南さんとはまた違う系統のはちゃめちゃガールが主人公ですので、こちらもぜひチェックしてください!」と、読者へメッセージを送った。
■取材協力:天海杏菜(@kyuimuni)