
WEBを中心にさまざまな漫画を描いている、ぱげらった(@pageratta)さん。「異世界転移」や「謎解き」など流行を取り入れたものから、独自のキャラクターや魅力的な人間まで、幅広く描く漫画はたくさんの人を虜にしている。今回は数多くの作品の中から、X(旧Twitter)で11万超えのいいね(2023年11月22日時点)を獲得した「異世界転移したらネコだらけだった。」の続編「ニャンチの大冒険」を紹介する。また本作について、ぱげらったさんにも話を聞いた。
「異世界転移したらネコだらけだった。」は、サラリーマンがネコだらけの異世界へ転生し、その世界にたくさん存在しているネコ“ニャンチ”と暮らしていく話。
あるとき、物資の探索中に森の中で迷子になってしまった1匹のニャンチ。彷徨っているうちに足を滑らせて落ちてしまったニャンチは、空腹に耐えきれず森の中に生えている毒キノコを食べてしまう。サラリーマンはニャンチの不在に気づき探しに来てくれるのだろうか、そして毒キノコを食べたニャンチは一体どうなってしまうのか…!?
本作をX(旧Twitter)に投稿した際は、「異世界転移したらネコだらけだった。」ファンからは「わたしの大好きなニャンチ!」「またニャンチ読めてうれしいです」という歓喜の声や、迷っていてもかわいいニャンチの行動に「癒やし。」「ニャンチだけが私の生きる意味だわ……(拝)」などの声も。また、遊び心あるぱげらったさんの作風をよく知る読者は細かい部分までチェックしていたようで、「太陽がニャンチ型」といった声も上がり、リプライ欄は大いに盛り上がっていた。
そんな本作について、作者のぱげらったさんにも話を聞いた。
――「異世界転移したらネコだらけだった。」の続編として昨年発表された本作ですが、続編を描こうと思われたきっかけなどがあれば、教えてください。
電子書籍のまとめの2作目を作ろうと思ったんですが、ページが足りなかったので追加で描きました。あと、ちょっと長めのページでニャンチを描いてみたかったというのもあります。
――本作を投稿された際も反響があり、依然として人気が高いなと思ったのですが、今後も続編を描かれる予定はありますか?
気が向いたら描きたいなとは思っております。けれど、間をあければあけるほど記憶から消えていくのでなかなか腰が重くなっていきますね。
――「異世界転移したらネコだらけだった。」とその続編も含めて、ぱげらったさんが好きな回を教えてください。
一番始まりの回ですね。「ニャンチ」というキャラは僕の脳内に前からいて、それが具現化できたという意味で一番思い入れがあります。あとの回は脳内にあったニャンチの特徴を出していっただけ、という感じになるので。
読めばきっと、ほっこりしてしまう「ニャンチの大冒険」。本編の「異世界転移したらネコだらけだった。」をまだ読んだことない人は、ぜひそちらもあわせて読んでみて!
画像提供:ぱげらった(@pageratta)