
「リアルな劇場都市」を目指す豊島区は、「怪人二十面相」シリーズでもお馴染みの江戸川乱歩デビュー100周年となる今年を機に、池袋全体が体験型のミステリーアトラクションと化し、さまざまな事件が巻き起こる『池袋ミステリータウン』を始動させた。
■池袋がミステリーの聖地に…!
『池袋ミステリータウン』では、池袋平和通り商店街、サンシャインシティプリンスホテル、WACCA池袋、Mixalive TOKYO、古代オリエント博物館など約10カ所でミステリー事件が勃発しており、ミステリーアトラクションの参加者は、それらの事件を架空の新聞社「ミステリータイムズ」からの協力を受け、池袋を舞台に謎解き体験することになる。
■宿泊型体験から探索まで、さまざまな「謎解き」が始まる
依頼の内容はさまざまで、WACCA池袋「闇バイトに潜入せよ」、古代オリエント博物館「VOICE〜死者の声を聞け〜」、「少女失踪事件」では、サンシャインシティプリンスホテルを舞台に宿泊型の体験ミステリーなど、その建物にゆかりのある謎解きが待ち受けている。また、今後は「金田一少年の事件簿」などとのコラボミステリーも始動する予定で、年間10万人の動員を目指す。
■「没入感ある」「非日常」など実際の体験者の声まとめ
そんな池袋で起こるWACCA池袋でのマーダーミステリーは、複数人で解決していくアトラクション。さまざまなキャラクターが設定(配役)されており、事件までの記憶を友達や恋人、家族とタッグを組んで捜査していくことになる。シーンが変わるたびにお互いの台本読みなどもあって、演劇をやっているような楽しさも。「没入感ある」「非日常が楽しめる」など、人気のWACCA池袋 「Cafe DEAD DROP」で、実際に体験者の声を探ってみた。
「2人でタッグを組む謎解きだったんですが、最初にそれぞれ別の資料が手渡され、1人1人にしかわからない情報を共有したり隠したりしながら2人で事件を捜査していくので、没入感がハンパない!」
「カフェでドリンクを飲みながらカジュアルに楽しめて、敷居が低いのもよかった!」
「施設内に実際の事件現場が作られていたり、すごくリアル!」などの声が聞けた。複数のミステリーアトラクションを展開し、ミステリーの聖地化する池袋で起こる事件を体験したい!という人におすすめだ。