上司からの執拗な教育に毎朝憂鬱…そして感じる身体の異変。友達から“心療内科”を勧められる【作者に聞く】

  • 2023年8月15日
  • Walkerplus

SNSでメンタルや生きづらさを題材としたイラストと言葉を発信しているなおにゃんさん(@naonyan_naonyan)は、かつてうつと適応障害から会社を休職。当初はそんな自身について「恥ずかしい、情けない」と感じていたが、今では「休職して良かった」と思っているそう。

コミックエッセイ「うつ逃げ~うつになったので全力で逃げてみた話~」は、そんななおにゃんさんの実体験をベースにした作品。病気から、会社から、果ては日本からも全力で逃げた1年間を赤裸々に描く。

第4回の今回、入社から半年が過ぎた頃、胸が突然ドキドキしたり、身体に力が入らなかったりと、徐々に感じるようになった異変について。


上司からの執拗な教育に、毎朝会社に行くのが憂鬱で、身体への異変も自覚するようになりましたが、「病院に行く」という発想がその時はありませんでした。多分、自分の中にも多少なりとも根性論みたいなのがあって、弱いことはダメだし、頑張れば全て解決できると思い込もうとしていたところがあったのかもしれません。

心療内科の受診をすすめられた時は、正直びっくりしました。あの時、友達からのアドバイスがなかったら、病院には行っていなかったのかもしれません。心療内科というものがあることはもちろん知っていましたが、自分とは無縁の場所だと思っていたので。でもあの時、本当に行ってよかったです。そのことも伝えていけたらなと思います。

心療内科に足を運ぶのは少し勇気が必要そうだが、今では「行ってよかった」と話してくれたなおにゃんさん。彼女は今後どんな道を歩むのか。これからも漫画「うつ逃げ」を楽しみにしたい。

取材・文=石川知京

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