
菱形12枚をつないで作る六角形のヘキサゴンスターをパターン1枚ごとのブロックにし、大きな菱形のブロックとつないで作ります。シンプルなデザインのタペストリーはどこに飾っても映えますよ!

大柄のプリントは柄を規則的に入れて楽しんで!
用尺と材料
★できあがり寸法:33×38cm
ピーシング用はぎれ各種
B用布 30×20cm
片面接着キルト綿、裏打ち布 各50×60cm
1.5cm幅レース 130cm
型紙(無料ダウンロードあり)
【ブロックA(7枚)】

【ブロックB(6枚)】

型紙【A】

型紙【B】
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ATTENTION!
●A4サイズの紙で、縦で、倍率100%で印刷してください。
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【型紙『パッチワーク「ヘキサゴンスターのタペストリー」』をダウンロードする】
作り方順序
【01】AをピーシングしてブロックAのトップを7枚作る
【02】 ブロックAとBを作る
【03】 ブロックAとBを巻きかがって仕立てる
【04】 周囲にレースを縫い付ける
【02】ブロックAの作り方
【ブロックA(7枚)】

【ヘキサゴンスターのモチーフ】
01 布の裏にAの型紙で出来上がり線を付け、縫い代を0.7cm付けて裁つ。これを12枚用意。
※①~③は接ぎ順

02 2枚を中表に合わせて印から印まで縫う。もう1枚を反対側に接ぎ、ブロックを作る。

03 ブロックをもう1枚作り、2枚を中表に合わせて印から印まで縫う。中心の縫い代は避ける。

04 ブロックを表に返し、縫い代を一方向に倒して中心の縫い代を風車状にする。星のブロックの完成。

05 星のブロックの外側の凹にAを中表に重ね、星の凹の角の印から外側の角に向かって接ぐ。

06 隣り合うピースの辺と中表に合わせ、星の凹の角の印から外側の角に向かって接ぐ。

07 ピースを表に返し、縫い代を一方向に倒して星の角の凹の縫い代を風車状にする。

08 5~7と同様にして星の凹6カ所にAをはめ込み縫いする。トップの完成。

09 トップと粗裁ちした裏打ち布を中表に合わせ、接着面を下にしたキルト綿の上に重ねる。

10 返し口を残して周囲を縫う。キルト綿を縫い目のきわで裁ち、縫い代を0.7cmに裁ち揃える。

11 表に返して形を整える。アイロンを押し当ててキルト綿を接着し、返し口をとじる。キルティングをする。
【02】 ブロックBの作り方
【ブロックB(6枚)】

01 表布に【アップリケ】をしてブロックのトップを作る。※以下、「*アップリケの仕方」をご覧ください。
*アップリケの仕方
【型紙と台布の準備】
01 厚手のトレーシングペーパーに図案を写し、カッターでモチーフをくり抜き、モチーフ用と台布用に分けて型紙を作る。

02 台布の裏に台布用型紙を重ね、ブロックの周囲の出来上がり線を印す。

03 2で付けた出来上がり線の上をルレット(刃がフラットなタイプ)でなぞり、台布に跡を付ける。

04 表を上にして台布をおき、3の跡に合わせて型紙を重ねる。モチーフの出来上がり線を印す。

【モチーフ布の準備】
◆凹みと丸みがある形
01 裏に出来上がり線を印し、0.7cmの縫い代を付けて裁つ。凹の縫い代に切り込みを入れる。

02 凹から印の0.2cm外側をぐし縫いし、縫い代を0.5cmにカットする。

03 裏に型紙を重ね、玉結び側の糸を引きながらアイロンを当てる。続けて糸端側を引き絞り、 型紙に沿って縫い代を倒し、形を整える。

◆凸凹のある形
モチーフ布の表に型紙を当て、後で消せるペンを使って出来上がり線を印す。縫い代を0.3cm付けて裁ち、凹の縫い代に切り込みを入れる。

◆角がある形
01 上の1~2と同じ要領でモチーフ布をぐし縫いし、縫い代を裁つ。ぐし縫いするときは玉結びが裏側にくるように裏から針を入れる。

02 裏に型紙を当て、糸端を引きながら縫い代を倒す。角の縫い代をたたんでアイロンを当て、そのまま玉結び側の糸を引いて形を整える。

【たてまつりでアップリケ】
01 台布の付け位置にモチーフをのせてまち針で仮留めする。角や急カーブ、凹ではない部分からまつり始める。

02 台布の裏から針を入れ(①)、モチーフの折り山に出す(②)。①より0.3cm先の台布に針を入れ(③)、②より0.3cm先の折り山に出す(④)。

03 凹部分は、凹の角のモチーフをすくい(左)、きわの台布に垂直に針を入れてモチーフの角を縫い留める。凸の角も同様。

◆凸凹のある形
形を整えるのが難しい凸凹があるモチーフは、表側に印した出来上がり線に沿って針先で縫い代を折り込みながらまつる。

◆リバースアップリケ
01 縫い代を0.3cm残してモチーフ布の内側をくり抜く。他と同様に、角の縫い代に切り込みを入れる。

02 凸凹があるモチーフ布と同じ要領で縫い代を針先で折り込みながらモチーフ布を台布にまつる。

02 トップと粗裁ちした裏打ち布を中表に合わせ、接着面を下にしたキルト綿の上に重ねる。

03 返し口を残してミシンで周囲を縫う。

04 トップの返し口の印上をルレット(刃がフラットなタイプ)でなぞって跡を付ける。

05 キルト綿を縫い目のきわで裁つ。このとき裏打ち布の縫い代をカットしないように注意する。

06 トップと裏打ち布の縫い代を0.5cmに裁ち揃える。

07 返し口から表に返す。鉗子を使うと返しやすい。

08 へらを使って内側から縫い目をなぞり、角をきれいに出す。

09 4で付けた折りくせに沿って返し口部分を折り込み、トップ側からアイロンを押し当ててキルト綿を接着する。はしごまつりで返し口をとじる。

10 キルティング用の型紙を重ね、後で消せるペンを使ってキルティングラインを印付けする。

11 しつけを掛けてキルティングをし、刺しゅうを加える。刺しゅうはキルト綿まですくうのがポイント。

12 他のブロックも同じ要領で作る。
【03】 ブロックAとBを巻きかがって仕立てる
※【ブロックのつなぎ方】
01 ブロック2枚を中表に合わせて仮留めする。厚みがあるのでクリップを使うと固定しやすい。

02 本体の角から離れた位置に針を入れて角のトップ側に出し、糸を引いて玉結びを内側に隠す。奥側の本体の角のトップをすくう。

03 垂直に針を入れて手前の本体と奥側の本体のトップをすくう。糸を強めに引いてこれを繰り返し、反対側の角まで巻きかがる。

04 縫い終わりの角が右側にくるように本体を持ち替える。針を垂直に入れながら裏打ち布同士をすくい、縫い始めの角まで巻きかがる。
【04】 周囲にレースを縫い付ける
(レースの始末の仕方)
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