相模原ダイナボアーズ、ホスト最終戦で奮闘 2年連続1部残留も

  • 2025年5月5日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 ジャパンラグビー・リーグワン ディビジョン1第17節が5月3日、相模原ギオンスタジアムで行われ、三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、ダイナボアーズ)は東芝ブレイブルーパス東京(以下、ブレイブルーパス)に28対45で敗れた。入場者数は過去最多8911人。(相模原町田経済新聞)

 ホスト最終戦セレモニー

 約3カ月ぶりの相模原開催。前節にD1/D2入替戦回避を確定したダイナボアーズは、WTB加島DJ、HO佐川奨茉、FL服部航大の3選手がリーグワン初キャップ。加入3シーズン目のSH中森隆太選手が今季初先発するなど、数多くの若手が出場機会をつかんだ。

  ダイナボアーズはケガから5試合ぶりの復帰戦となったLOエピネリ・ウルイヴァイティ選手が先制トライを決めるも、この試合でプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたSOリッチー・モウンガ選手の強風下でのエリアマネジメントが光り、主導権を握っていく。

 ダイナボアーズは簡単なミスをブレイブルーパスに突かれ、前後半あわせて7連続トライを被弾。38点差をつけられたが、残り20分で反撃に転じる。

 スクラムで互角に渡り合うと、CTBチャーリー・ローレンス選手の裏へのキックで、ルーキーのWTBハニテリ・ヴァイレア選手が抜け出し、WTBタウモハパイホネティ選手に繋いでトライ。中森選手がラインアウトの横をすばやく抜け出す得意のランプレーでトライゾーンに飛び込むと、佐川選手はチームメートが押し込んだラインアウトモールをトライで完結させる。

 ゲームキャプテンのFL吉田杏選手は試合後、「最初の数分と後半の20分は、誰も止めることができない自分たちのすばらしいラグビーをみせることができた。これを80分間続けられれば、チャンピオンチームになれると全員が自信を持った」と振り返る。

 ホスト最終戦セレモニーで石井晃ゼネラルマネジャーは「上位進出を目指して戦ってきたが、壁がまだ存在することを認識した。ただ、これまでの経験が次のシーズンに繋がるものと考えている」と話し、ファンや関係者に感謝した。

 次節は5月9日のレギュラーシーズン最終戦、秩父宮ラグビー場で浦安D-Rocksと対戦する。

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