贅沢な味わいを楽しめる「さくらんぼ」。おいしく食べるために、すぐに冷蔵庫に入れるのはやめましょう!保存方法をお教えします。
日持ちしないことで有名なさくらんぼだからこそ、手に入るとすぐにでも冷蔵庫に入れてしまいがち。ですが、常温保存が基本です。
それは、さくらんぼが寒さや急激な温度変化と湿度変化に弱いため。冷蔵庫に入れると果肉が固くなってしまい美味しくなくなってしまうのです。
また、さくらんぼは追熟しないため収穫直後が一番の食べ頃。本当は保存するより新鮮なうちに食べるのがベスト。保存する場合も2~3日で食べきるようにしましょう。
さくらんぼに水気がある場合は、キッチンペーパー等でふき取ります。傷がついていたり潰れているものがあれば取り除きます。
容器の下にキッチンペーパーを敷き、さくらんぼを並べます。
キッチンペーパーを被せてフタをし、風通しのよい冷暗所で常温保存しましょう。
お取り寄せやスーパーなど、購入する店舗によっては既にさくらんぼが冷蔵状態の場合も。そんな時は、急激な温度変化を避けるために冷蔵で保存する必要があります。
ですが、そのまま冷蔵庫に入れてしまうのはNG!
まずは、常温保存の際と同様に水気を拭き取り、傷がついていたり潰れているものを取り除きます。
大きめのタッパーにキッチンペーパーを敷き、その上にさくらんぼを並べ、キッチンペーパーを被せてしっかりと包みます。ラップやタッパー等で密閉してしまうと、中が結露してしまうので気をつけましょう。
野菜室で保存します。
さくらんぼは、冷やしすぎるとせっかくの旨味を逃してしまいます。冷たいさくらんぼを食べたい時は、短時間でサッと冷やすことが大事。
食べる直前に、ざるに入れたさくらんぼを冷水にさらして冷やすと美味しく食べられます。
さくらんぼは、とてもデリケートな果物。保存方法を間違えてしまうとせっかくの食感と旨味を失ってしまいます。コツを掴んで最高の状態で楽しんでください!
文・写真/mayumi