カビ防止に食パンを冷蔵保存している、という方も多いのではないでしょうか?実は、冷蔵保存はNGってご存じでしたか?その理由とは…?
常温に比べて、冷蔵庫の温度というのは、パンに含まれるデンプンの老化を早く進めてしまうそうです。また、水分の蒸発も早くなるので、乾燥したり硬くなったりしやすく、パンの劣化が早くなってしまうそうです。
食べきれない場合は、できるだけ新鮮なうちに冷凍保存することをおすすめします。
食パンを保存するときは1枚1枚ラップかアルミホイルに包んで冷凍用保存袋に入れ、しっかりと空気を抜いて冷凍します。こうすると冷凍焼けも防げますし、必要な分だけ焼き直せます。
1斤丸ごと購入した時の状態で保存することも可能ですが、くっついてしまい取り出しにくくなるので注意が必要です。
冷凍保存の目安は約2週間です。
食パンにはかなり水分が含まれていて、その水分を逃さずに焼くことこそが美味しさのコツ。
冷凍したパンは、凍ったままの状態から焼きましょう。解凍すると解凍時に水分が逃げてしまうので、凍ったままの状態から焼くほうがパンの水分が逃げずに美味しく食べられます。
冷凍食パンを焼く場合は、四隅が乾燥しがちなので、霧吹きや、キッチンペーパーで四隅に水分を足して焼くと美味しいという裏技があるそうですよ。
焼く器具(トースターなど)は、事前に温めておいてからトーストすると美味しく焼き上がります。
パンを入れてから加熱のスイッチを入れると、十分にあたたまるまで時間がかかるので、その間にも、パンが熱を受け徐々に水分が飛んでいってしまうので、十分にあたたまってからパンを入れるほうがよいようです。
“魚を焼く”イメージの強いコンロのグリルですが、実は“家庭の調理器具のなかで”もっとも短時間で高温になるのはご存知ですか?
ガスコンロのグリルは“直火”であること、また、 庫内もコンパクトなので、高温に達するのが早く、一気に表面を焼き、食材の旨みをギュッと閉じ込めることができます。
グリルを活用すると、トースターより美味しく焼ける上に、節電にもなるんです。
グリル庫内で加熱中、食材の表面から水蒸気が放出されます。この蒸気の流れにより、加熱している間は食べ物にニオイがつきません。
ただし火を止めた後に、トーストを庫内にそのまま放置しておくと、臭いが移ってしまうので、焼き上がったら、トーストを取り出しましょう。
お使いのグリルのタイプや火力によって、調理時間が異なりますので、焼き加減を見ながら時間を調節してくださいね。
アイデア/東京ガス「ウチコト」さん まとめ/暮らしニスタ編集部 ※人気記事を再編集して配信しています。