誕生日ケーキやお彼岸で使用したろうそくなど、家に余ったろうそくがあるという人は多いはず。捨てずに取っておいているもののなかなか活用する機会がなく、眠ったままになっていませんか?そんな人に朗報!日々の生活で大活躍するろうそくの便利な5つの活用方法をご紹介します。
ご紹介する活用方法によっては、色の付いているろうそくを使用すると変色する恐れがありるため、この白いろうそくを使用することにします。
水回りのタイルの目地や隙間のゴムパッキン、蛇口等のステンレス部分は普段からお手入れしていても水垢やカビがつきもの。できればラクしてきれいな状態を保ちたいですよね!
そのような場所にろうそくを塗っておくと、ろうでコーティングされ水や汚れをはじき水垢やカビを発生しにくくなります。
掃除した後の目地やゴムパッキンはそのままろうそくを塗り付ければOK!
蛇口などは掃除した後に水滴を拭き取り、布にろうそくを擦り付けます。
この布で拭いてろうを薄く塗り、乾いた布で拭き取れば完了です。
日頃のお手入れのついでに簡単にできる作業ですね♪
バッグや財布、パンツなど、新品の時は滑りのよかったファスナーも長年愛用していると滑りが悪くなってしまうことがあります。
開閉がスムーズにいかなくなったファスナーにろうそくを塗り、塗ったろうの油分がファスナー全体になじむように数回開け閉めします。
ろうが潤滑剤の役割を果たしてスムーズに開閉できるようになります♪
特に真っ白なスニーカーに最適です。真っ白なスニーカーはとってもオシャレなアイテムですが、汚れが目立ちやすいという難点も。
あらかじめ、つま先やかかとの汚れやすい部分にろうそくを塗っておくと汚れが付きにくくなります。子供が学校で毎日履く上履きに塗っておくのもオススメ。毎週末の上履き洗いがラクになります!
ここでご注意いただきたいのは、靴の素材によっては変色の原因になってしまうということです。まずは目立たないところに塗って確認することをおすすめします。
新しい靴を履く際に靴ずれを起こす人は、少なからずいらっしゃると思います。できれば靴ずれは避けたいもの。新しい靴を購入したらろうそくを塗って靴ずれ対策をしましょう!
ろうそくを塗るのは、特に靴との摩擦が起きやすい靴の内側のかかとやつま先の小指部分。足と靴の滑りがよくなることで摩擦が軽減され靴ずれしにくくなります。
スニーカーだけでなく、パンプスやブーツ、サンダルなどにも幅広く対応できますが、この場合も靴の素材によっては変色の原因になるので、くれぐれも注意が必要ですね!
裁縫時にいざ使おうと思って取り出した縫い針がさびてしまっていたことはありませんか?縫い針は金属なので保管方法によってはさびが発生してしまうことがあります。
縫い針にあらかじめろうそくを塗っておくと、さび防止になり針が長持ちするだけでなく、裁縫時に布の通りもよくなり縫いやすくなります。
わざわざ針に塗るのが面倒な人は、針を刺しておく針山の中にろうそくを入れておくこともできます♪
ろうそく入りの針山の作り方は、いたって簡単。叩いたり削ったりして細かくしたろうそくを綿で包み針山の詰め物にします。それを針山の生地の中に入れて縫い閉じるだけで完成です!
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ろうそくは火を灯すためだけのものかと思いきや、意外な活用方法が数多く存在する超万能アイテム!何となく捨てずに取っておいたろうそくは、日常使いにどんどん有効活用するのが正解です♪
文・写真/mayumi