「男の子はお母さんが大好き。将来は母親に似た人と結婚する」なんて言われますが、本当にそうなんでしょうか?今回は既婚男性100人に、奥さんが自分の母親に似ていると思うかを聞いてみました。
Yes!…24人
No!…76人
実際には、「No」の人が大多数。母親とは別のタイプの人を配偶者に選ぶ男性が多いようですね。まずは「No」の人の意見を聞いてみました。
むしろお母さんと違うタイプをあえて選んだ、という人も多いようです。身内にはどうしても目が厳しくなるもの。そんな身内と同じ欠点や性格をもつ人とは、結婚したくないと考えたのかもしれませんね。
・「嫁と姑は馬が合わず、真逆なタイプ。食べ物の好みや服のセンス、物事の考え方、何一つ似ていない」
・「外見も性格も母とは正反対。マザコンでもないので正反対の女性を選んだと思う」
・「自分がパートナーに求めたことは母親に似ていることではありません。母親とは違うものを求めていました」
・「性格が正反対です。母は几帳面で心配性。妻は何事にも割とおおざっぱ」
・「全くと言ってもいいくらい、正反対な人。母親が好きではないので、その反動もあると思います」
・「母は私を束縛していたので、全く束縛しない妻を好きになったのだと思います」
・「母親はだらしない人だったので、しっかりした人を結婚相手に選びました」
・「自分が母親に似ていてかなりおっちょこちょいなので、かなりしっかりした妻を選んだつもり」
・「母親がかなり几帳面だったので、そうでない人を…。今は、ルーズ過ぎた嫁を選んだことを、少し後悔しています(笑)」
意識はしていなかったけれど、改めて考えると、似てないな~という答え。無意識に親とは違うタイプを選んでいるのかも。
・「母親を意識して女性を選択しているわけではありませんが、妻は母親より身長は高く、また母親と違って運転もするし飲酒もしますから、無意識に正反対、こうあってほしいという人を求めたのかも」
・「妻と母に同じ質問をすると、たいてい違う答えが返ってくるからです」
・「似てない人を選んだつもりはないが、容姿も性格も全然似てないと思う」
・「特に考えずに結婚したが、結婚してから自分の母とは真逆の性格だと思った」
・「特に母親を意識したことはありませんが、妻はとにかく一緒にいて落ち着く人であることは間違いないです。母親と一緒にいて落ち着くことはありませんが。しいて言えばそこでしょうか」
続いて「Yes!」と答えた人の意見を見てみましょう。
意識していなくても、なんとなく母親に似ている人を選んでいた、というパターン。ある意味で、とても恵まれた家庭環境だったのかもしれませんね。
・「かなり似ています。顔だけでなく性格もです。嬉しいやら悲しいやら」
・「作る料理の味付けなどが似ていると思います。そこが好きです!」
・「確かに言われてみれば、母親と同じで体形で、メガネをかけた女性だった」
・「趣味や考え方は違うけど、人の話を聞いていない天然なところがなんか似てると思う」
・「外見は似ていないが、性格や物の考え方が似ている。妻が母親に似ているから好きになったのかも」
・「母親に似ている人を好きになった自覚はありません。ただ、私は高学歴で背の高い美人が好きだったはずなのに、いろいろお付き合いして、結婚した相手は、理想像とは正反対の母親似の人でした」
似ているとはちっとも思っていなかったのに、結婚後に自分の母親に激似の部分が発覚!昔はそうではなかったのに、という嘆きも聞こえてきます。
・「『3億円当たらなくてもいいから、せめて1千万円当たって欲しい』という、謙虚そうでいて図々しい言葉を聞いた時。母親も嫁もまったく同じことを言ったのでびっくりした」
・「以前はそう思いませんでしたが、最近小言が多くなり、嫌味も多く、よく似てきました」
・「なぜか妻の何気ないしぐさが、自分の母親に似てきたような気がします…」
文/吉田直子 ※暮らしニスタ編集部が既婚男性100人を対象に行ったアンケート調査より