何気なく使っている言葉でも、漢字にすると読めない言葉は実はたくさんあります。今回は、大人になってもつまずきがちな漢字をご紹介します。
「自然」「全然」などの言葉でよく見かける「然(ぜん)」の漢字。送り仮名に「し」を付けて「然し」と書くと、どう読むのでしょうか?
単純に読むと「ぜんし」となりますが、そんな言葉は聞いたことはありませんよね。
ヒントは接続詞ということ。会話でも資料や本などでも、日常的によく使います。
正しい読み方を見てみましょう。
「然し」は、「しかし」と読みます。
「けれども」「それはともかく」「なんとまあ」という意味で使う言葉です。
よく使う言葉なので、うっかり「ぜんし」と読まないように、お気をつけくださいね。
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文/小林 樹、暮らしニスタ編集部 参考/デジタル大辞泉(小学館) ※暮らしニスタの人気投稿を再編集して配信しています。