こんにちは!家事コツ研究員のOです。
たまに気が向いてお菓子でも作ろうと思ったときに、材料で「無塩バター」と書かれていると、その時点で諦めてしまうことがあります(苦笑)。
料理で使う有塩バターは冷蔵庫にあっても、無塩バターはないことがほとんど。でも実は、有塩バターを簡単な方法で無塩バターにする方法があるってご存じですか?
この方法さえ知っていれば、急にお菓子作りを思い立ってもすぐに無塩バターを準備することができますよ♪
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それでは早速実践です!
ちなみに今回準備したバターは間違いなく“有塩”です!
まず、必要な分だけのバターを切り取ります。今回は20gの有塩バターを準備してみました。
切ったバターを耐熱容器に入れ、ラップをします。
バターが入った耐熱容器を電子レンジに入れ、バターが液状になるまで加熱します。時間的には500Wの電子レンジで30秒~1分ほどでしょうか。
バターをレンチンすると爆発する可能性があるので必ずラップはかけてください!!
電子レンジから加熱した容器を取り出し、スプーンを使って液状になったバターを軽くかき混ぜます。
その後粗熱が取れるまで、そのままの状態で置いておきます。
粗熱が取れたらラップをし、冷蔵庫に容器を入れます。これで下準備は完了☆あとはバターが冷えて固まるのを待つだけ!
冷蔵庫で3時間ほど冷やしたバターがこちらです。冷やす前と見た目はほぼ同じですが、しっかり固まっています。
この固まったバターの塊をひっくり返してみると、なんと底側が白っぽいじゃないですか!!これはもしや…!?
そう、この白いのがまさしくバターに溶け込んでいた“食塩”なんです!!つまり、一度バターを溶かし再び冷やし固めたことで、バターと食塩が分離したんですね☆
そこで、バターと食塩とを分けるために白い部分だけをスプーンで削ってみました。ちょっと理科の実験みたいですね^^
結果がこちら。左側は食塩がなくなった“無塩バター”。右側は有塩バターから取り出した“食塩”です。
食塩ならきっとしょっぱいはずと思って、白いものを少し舐めてみたところ、想像以上に凝縮されたしょっぱさで、間違いなく食塩でした^^;この部分も炒め物などに使えそう!
有塩バターから食塩を取り除いて無塩バターを作り出すことに成功しましたよ☆
お菓子のレシピに無塩バターと書かれていたら、ちゃんと無塩バターを準備するようにしていたのですが、料理では有塩バターを使うことがほとんどなので無塩バターが余りがちでした。
これからは迷わずこの方法で無塩バターを準備したいと思います!お菓子作りの機会が増えるかも♪
取材・文/JUNKO