空気中の水分を吸収するエアープランツは放置していても大丈夫だと、枯れさせてしまう人が多いです。
実際は定期的な水分補給が要求されます。
見た目の変化も少ないこともあるのですが、枯れさせないためにもエアープランツの育て方についてご紹介します。
本来、霧が立ち込める高い場所にエアープランツは自生しており、そこまで湿度が高くない日本では霧吹きで水をやらなければいけません。
冷房で乾燥しやすい夏と暖房で乾燥しやすい冬は、水は多めにやります。
春や秋に霧吹きで水が足りない場合は、4時間ほど水につけるだけのソーキングという方法が有効的です。
また、春や秋には液肥を薄めたものを霧吹きで葉にかけるのもいいでしょう。
エアープランツを室内で管理するには、カーテン越しの窓付近など明るい日陰が適しています。
直射日光や暗すぎるのもよくありません。
寒さには強いですが、冬場は出窓には置かないようにしましょう。マイナス5℃まで耐えますが、傷んでしまいます。
赤くなると、凍死の前触れです。
風通しがいいところを好みますが、冷暖房には直接当たらないようにしなければいけません。
エアープランツは土に植えると、蒸れて枯れやすいため、コルクや流木につけるのが一般的です。
室内なら固定せずとも置くだけでも構いません。
しかし、銀葉系の場合は固定したほうが鱗片が剥がれにくくなります。
エアープランツは百円均一のお店でも売られていますが、その場合は枯れていないかをしっかりとチェックしなければいけません。
水やりの量が難しいエアープランツの育て方についてご紹介しました。
ほったらかしで大丈夫と書かれていても植物なので、水やりはやりすぎず、やらなさすぎず、行いましょう。
※トップ画像はPhoto by 歩く葵来こさん@GreenSnap