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伝統の「さばすし」の仕込みをする城端魚商組合のメンバー【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
伝統の「さばすし」の漬け込みが26日、富山県南砺市の城端別院善徳寺で行われた。7月22〜28日に同寺である虫干法会(むしぼしほうえ)で提供される。
担当する城端魚商組合の5人が同寺境内の作業小屋で、四斗たると一斗たるの計5個の中に三枚におろしたサバ600匹分とコメ、塩、サンショウを重ねた。重しの石を載せ、約1カ月半かけて発酵させる。
50年以上携わる南勝組合長(81)=同市城端(西上)=は「長年受け継いでいる作り方で塩加減がポイント。まろやかさを多くの人に味わってほしい」と話した。さばすしは、虫干法会の際に参拝者の昼食「お斎(とき)」に入れる。
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