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Lifehacker 2025年4月21日掲載の記事より転載
ChatGPTなどの生成AIをうまく使いこなしている人には、ある共通点がありました。
それは、「検索がうまい」こと。
Web検索でいち早く欲しい情報にたどり着ける人は、AIとのやりとりでも高い精度で情報を引き出すことができるらしい、では、なぜそのような違いが生まれるのか。
その理由を紐解くと、彼らが日頃から行っている「言語化」「試行錯誤」「情報の見極め」といった思考の習慣が背景にあることがわかりました。
検索上手は、自分が知りたいことをうまく言葉にできる。
「どう聞けば、必要な情報が出てくるか」を瞬時に組み立てる感覚が備わっているため、AIに質問するときにもそのスキルをうまく活用できている。
理由2:探索と絞り込みの切り替えがうまいまずは広く調べてみる。そこから条件を絞りながら深掘っていく。この「探る→絞る」の思考は、AIとの対話にもそのまま応用できます。
つまり、一発で正解を出そうとせず、対話の中で精度を高めていく流れを自然とつかめるため、AIとも対話が弾むのだ。
理由3:情報の質を見極められる検索慣れしている人は、「これは使える」「これは浅い」といった情報の質を嗅ぎ分けるのがうまい。
だからこそ、AIの出力もただ受け取るのではなく、自分で再編集して使える形に整えることができる。
理由4:試行錯誤に慣れている検索もAIも、最初から完璧な答えは出ないことが多いもの。それでも、「まず試す」「少し変えてまた試す」ことを繰り返せる人は、着実に扱いがうまくなっていく。
試す→ずらす→拾う。このサイクルを回す力が重要なポイントとなる。
検索が得意な人の思考や行動には、すぐに取り入れられる工夫が詰まっています。AIに慣れるためにたくさん使ってみることも重要ですが、レベルアップしたいとき意識するポイントは次の5つ。
「どう検索するか?」を考えてからAIに質問する
検索が得意な人には、言語化・試行錯誤・見極めといった“思考の習慣”がある。それらはそのまま、生成AIと対話するときの基盤になっていた。
つまり、これまで培ってきた検索力は、生成AI時代にも活かせる確かな基礎スキルなんです。
「プロンプトは特別なもの」と構えすぎず、まずは気軽に聞いてみること。
その小さな一歩が、AIとの対話をよりスムーズにし、自分にフィットする使い方を見つける鍵となりそうです。
Screenshot: ライフハッカー・ジャパン via ChatGPT