サイト内
ウェブ

「レーザー核融合」 とは

読み:
れーざーかくゆうごう
英名:
Laser Fusion

強力なレーザーを、燃料となる重水素と三重水素に四方八方から同時に照射し、高温・高圧状態にして核融合反応を起こす技術。クリーンなエネルギーを無尽蔵に得られるとされる核融合技術の中でも、設備の小型化や低コスト化が図れる可能性があると期待されている。プラズマをドーナツ型の磁場に閉じ込める国際熱核融合実験炉(ITER)などと異なる方式で、慣性閉じ込め型とも呼ばれる。

レーザー核融合についての研究は各国で行われており、米国のローレンス・リバモア国立研究所にある世界最大のレーザー核融合施設「国立点火施設」が有名だ。また、大阪大学レーザーエネルギー学研究センターは、爆縮と高速加熱の2段階で反応を起こして従来に比べて10分の1のレーザーで点火できる高速点火方式を提唱。レーザー核融合実験装置の「GEKKO-X2」による研究を進めている。

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。