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今日は九州北部で大雨のおそれ 関東甲信は梅雨入りか

  • 2025年6月10日
  • ウェザーニューズ

2025/06/10 06:28 ウェザーニュース

今日10日(火)は梅雨前線の活動が活発化していて、明け方から九州北部で雨が強まっています。上空の気圧の谷が通過する午前中に特に雨雲が発達しやすくなるとみられ、線状降水帯が発生する可能性もあります。大雨に警戒してください。

東日本でも雨の範囲が広がり、関東甲信地方も梅雨入りとなるかもしれません。

福岡市でも強い雨を観測

昨日は鹿児島県など九州南部で雨雲が発達しましたが、夜遅くには小康状態となりました。今日は活発な雨雲が東シナ海から九州北部に接近し、明け方から雨が強まっています。

今朝は福岡県八女市で33.0mmの激しい雨を観測。福岡市など都市部にも活発な雨雲がかかっていて、アメダス博多(福岡空港)では1時間に23.5mmの強い雨を観測しています。

6時21分現在、佐賀県や鹿児島県には大雨警報が発表されています。

上空の気圧の谷の接近に伴い、特に朝の時間帯に長崎、佐賀、福岡などで雨の強まることが予想されます。福岡市周辺では通勤時間帯にかけてが雨のピークになるとみられます。

昼頃になると雨雲は少し南下し、熊本などに活発な雨雲が流れ込みやすくなると予想されます。

暖かく湿った空気の流れ込み方次第では線状降水帯が形成されることも想定され、気象庁は「九州北部地方では線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある」との気象情報を発表しています。線状降水帯が形成された場合には非常に激しい雨が数時間継続し、想定以上の大雨となるおそれもあります。

線状降水帯が発生しなくても雨量がかさんで大雨となることも考えられるため、線状降水帯の情報だけにとらわれることなく、避難情報等に従い適切な行動をとるようにしてください。

四国から関東も激しい雨に注意

梅雨前線の活動が活発な状態は明日11日(水)の午前中にかけて続く見込みです。九州では断続的に激しい雨が降り、多いところでは200mm前後の雨が予想されています。大雨による河川増水や土砂災害の発生にも警戒が必要です。増水した河川や急な崖など危険なところには近づかず、最新の気象情報に加えて自治体からの情報などにも注意してください。

中国、四国や近畿から東海、関東でも今夜から明日にかけて雨雲が発達しやすくなります。局地的な雷を伴った激しい雨に注意が必要です。

今年まだ梅雨入りとなっていない関東甲信地方でも、早ければ今日にも梅雨入りの発表があるかもしれません。北陸や東北南部も、雨雲の広がり次第では梅雨入りが近いかもしれません。

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